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クレイジーハンター  作者: お茶漬け
第一章 ハイドラの脅威
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威光にひれ伏せ愚か者

遅れました

すいません

男二人は俺を囲むと、手を差し出して


「ほぉら、金出せよ。分かってんだろ?」


そうずっといっている。頭が沸いているのか?


そして俺は転生したての人間なので、当然マネーなぞ

持っているはずがない。


あー、アルセーヌが汗水垂らして倒したモンスター共の死体でも売るか?


『ううん?何の話だ?』


おっ、丁度アルセーヌ起きた?

今ねー斯く斯く云々で・・・


そう伝えるとアルセーヌは


『フザケルナァ!!こうなったら我が人間共にお灸をすえてやるわ!』


モチのロンで切れた。


アルセーヌは労働(?)の対価を何もしてない奴に払うのがとても嫌なのだとか。


「ほら、金出せよ。命とおまんまのための金、どっちが大事なの?ねぇねぇ、ほらぁ!ギャハハハ!」


「どっちもだろ!ぶははは!」


笑っている男二人を見て切れてしまったアルセーヌは

とうとう抑えが効かなくなり・・・


『貴様ァ!自分の金位、貴様らで稼げ愚か者ォ!』


その怒鳴り声でチンピラは腰を抜かして驚いている。

それがどうしたと言わんばかりにアルセーヌは


『だぁいたいな!貴様らどうせ娯楽だろうが!殺せもしないくせしてなにを偉そうに!』


流石にチンピラとて、腰を抜かした位でびびり散らして逃げる訳には、プライドが許さないのか


「う、うるせぇ!こうなったら殺してやる!」


「お、おう!」


うーん・・・軽くあしらってくれよ、アルセーヌ。


『殺してやろうか』


辞めとけよアルセーヌさんよぉ。


怒りに燃えるアルセーヌを宥める俺にクッソ遅い速度で・・・あれぇ?

こいつら・・・ゴブリンより遅いぞ!?


ゴブリンが6だとすると、こいつら2だよ2。


まぁ、俺が一人でそんな思考をしているといつの間にかアルセーヌは、速度三分の一のチンピラ共を蹂躙していた。


ブォン、という音と共にチンピラAの傍に近付いた。



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― 新着の感想 ―
[良い点] ゴブリン以下のとこ [気になる点] ゴブリンはどれくらいなんでしょう… [一言] 小説を書くことに決めましたです。 題名は「わんぱく隊メンバーでなんか書いてみた。」なんですけど大丈夫ですか…
2023/04/13 22:43 退会済み
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