森の中の戦闘
「なぁ、なんだこの禍々しさたっぷりのゲートは?」
俺は目の前の禍々しい物を、ゴキブリを見る目で視ていた。
アルセーヌは当たり前のように答えた
『ゲートだが?まぁ、潜るとオエッてなるけどな?』
「全然ッヤバイ奴じゃん!!」
『ウルセッ!』
アルセーヌとの会話により、俺は心の底からアルセーヌを殴りたくなった。
『ほら、早く入らんか!置いてくぞ?』
「あ、ちょっと待てよ!置いてくなって!!」
そうして、俺達の冒険が始まった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「『うわぁァァァァァァァァァ!!!!!!!」』
今、俺達はよく分からない者に囲まれていた。
緑の二本足トカゲが3匹、コイツは蜥蜴魔人かな?後は緑の・・・緑多くない?
小っさいな小学生レベルの身長の小鬼が6匹、かなり多くないか?
『なぁに、我がいれば百人力よぉ!来い、嫉妬の剣、暴食の盾!』
アルセーヌがそう叫ぶとズモモモ・・・というような
擬音がしそうな黒い、果てしなく黒いモヤと共に、
紅く、フランベルジュのような剣と、蒼く丸い盾が現れた。
『小鬼ども!蜥蜴魔人ども!来い、このアルセーヌが受けて立つ!』
そう言うと、アルセーヌは盾を小鬼3匹固まっている所に投げた。
すると、盾から黒くウニョウニョしたモノが小鬼に触れ、小鬼は消えて無くなった。
「ギャギョ?ギャギャ!」
「ゴァァァ?」小鬼が蜥蜴魔人に何かを報告すると、
蜥蜴魔人は面倒臭そうに此方を向くと。
「ゴァァァ!」
そう叫んで、サーベルを振りかざしてきた。
だが、アルセーヌは余裕しゃくしゃくで脚を上げ、
サーベルを弾き返した。
流石にヤバイと思った俺は、ダッシュしそうになった足を止めて、また観戦モードに入っていた。
クルクルと回転していると、アルセーヌの元へ来ていた小鬼の頭にグサリと刺さった。
『来い、傲慢の懲弓』
今度は黄色い親しみやすい色の弓が出てきた。
見た目はファンキーだが、七大罪の最も重い罪だから
性能はエグそうだな。
『装填、暴食の矢!』
紅い矢が装填され、ビュンッという音と共に蜥蜴魔人
二体を貫いた。
蜥蜴魔人達は全く痛みを感じないからか最初は戸惑っていたが、効果が無いと判断したらしく、ニヤニヤと笑いながら、近付いて来た。
あれ?効果無くね?と思ったら違った。
黒いモヤが蜥蜴魔人に触れると、先程の小鬼のように
消えて無くなった。
小鬼は何が何だか分からないようで、キョロキョロしていたが、何も無いと判断して、此方に蜥蜴魔人のように近付いて来た、するとアルセーヌが今度は。
『装填、傲慢の矢!』
黄色い矢を放った、暴食の矢のように遅延効果では無く、速攻性だった。
だが、よく効果はわからなかった、え?いや、ちゃんと視ていたんだ、ただ暴食の矢とちがい、圧倒的に速さや威力が桁違いだった。
それが理解出来たのは、矢が300m程の木まで深々と
刺さっていた。
まぁ、そんなこんなで戦闘はめぼしい出来事も無く、
無事に終わった。
「アルセーヌ強いな!いや、本当に」
『ふふ、そうであろう!もっともっと褒めろ!』
あ、前言撤回でお願い致します。
『なんでだ!・・・まぁいいが、ほれ、早く街に行くぞ!』
「いいのかよ!うん、早くいこうぜ。」
戦闘シーンが全然書けなくて吸いません!
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