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ネコのぬいぐるみでも学園支配できるかな?  作者: 水井時零
この家の人々を知ろう編
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あら、すな。

「話を始める前に、聞いておきたいのですがあなたは前世の記憶がありますか?」


「ある訳ないだろ。」


「ところが私にはあるのです。」

ふ~ん。みたいな顔してやがる!ホントだって信じてねーな!この野郎!腹立つ!

「その記憶と言っても名前や働いていた所ぐらいですがね。さて、話を初めましょ………」

次の瞬間、俺に向かって飛んできたのは暴力だった。

しかし、その暴力をひらりとかわせてしまった。

「…!避けた!?や、やっぱり化物か!??」

首を横に降った。

「やれやれ、いきなり暴力かよ。言っとくが俺は化物なんかじゃないぜ。ただの喋って動くぬいぐるみだ

「さっさと話せ。ぬいぐるみ野郎。」

その言い方にちょっとムカついたが、とりあえず話の続きをした。

「前世で死んだ時にさ、選択肢が三つあった訳よ。で、それがペットボトルと惑星とネコのぬいぐるみだったつー訳。んで、マシなのがネコのぬいぐるみだったから今、こうしてる訳。分かった?」

男はうんうんと頷いた。どうやら、理解出来たみたい。

「それでお願いがあるのだが。」

「なんだよ。」

「この部屋から連れ出してくれないか?」

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