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ネコのぬいぐるみでも学園支配できるかな?  作者: 水井時零
この家の人々を知ろう編
3/46

こわがり

「え………?ネコのぬいぐるみなんてあったかな?」

ん?何か聞こえた。振り返ってみる。

「ひっ!ひぁああ!ね、ネコのぬいぐるみが振り向いた!?」

なんかすごい叫び声がした。怖がりなのだろうか。

どんな人物なのだろう。ちょっと見てみるか。

後ろに身体の向きを変えて、見てみた。しかし、

「って!?わあああああああ!?」

そこに居たのはどう見てもヤバイ顔の人だった!背は優に180cmはある。体や腕に付いた筋肉は危険な香りしかしない!

「!?ネコのぬいぐるみが驚いてる?一体何なんだ??」

その男は落ち着いたのか、トコトコとこちらに向かって歩いてきて、頭を軽く掴んだ。

ぬいぐるみと言うのは頭を掴まれると抵抗が虚しい。

パタパタと手足を動かしてみたが、無駄だったのは良くわかった。当たらなかったからね。

「化物かと思ったが、ホントに動くだけのぬいぐるみか。驚いた俺が馬鹿みたいだ。」

むっとなったので、つい喋ってしまった。

「化物なんかじゃないぞ!生まれ変わった鐘道弓雄かねみちゆみおだ!」

そう叫んだら、掴んでた手がポトリと離れた。

わあ。と驚きながら床に落ちた。

「し、し、し、喋ったー!??!ネコのぬいぐるみが喋ったー!?」

考えてみたら、そりゃ驚くか………と俺は元に居た場所に戻った。

そして、男はあっとゆう間に部屋から消えた。

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