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prologue
規則的な電子音が鳴っている。いいや、響いている といったほうが適切であろう。其れも私の頭の中でー〜ーー〜ーー〜ーー〜ーー
其処で私は推理するのである。今 置かれている状況と、私自身の状態とを。
ぼんやりと掴めぬ蜃気楼のように奏でられていた電子音は次第に明確になってゆく。其処で私の推理が弾けた!閃いたのだ!
「嗚呼、此処はきっと病院なのだ。」 と、
生きているのか、死んでいるのか、そんな自問自答を繰り返し 嗚呼、いきている。生きている。私は今 正に己を持ち、思考という動物の 、人間の頭を持っている。そして 私は歓喜した。歓喜している。
ーーーー巨大な円柱状の水槽の中で。
to be continued




