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ShortStoryS

『雨』

作者: げんそー

お久です

『雨』がやまない。


雨のおとを聞き始めてからどのくらいの時間が経過したのだろ うか?

もう覚えていないや。

そんなことは、どうでも良かった。そう思えるくらいに今のオ レはとても気分がいい。

何故だろう?

雨の奏でる音色とでも言うのだろうか?

雨が空から落ちてきて不規則に地面に当たり音を出す。

他人によってはただの音、-もしかしたら不協和音だなんて言 い出すヤツもいそうだな-そんなものが今のオレにとっては月 並みな言い方だが立派な会場でオーケストラの演奏を聴いてい るような気分になってくる。


とても落ち着く、本当にただ単純に……


昨日まであんなに苦しかったという事まで忘れてしまいそうな ほどに。

まぁただ期末テストがしんどかっただけなんだが……

そんな辛かった毎日が無かったような気がしてくるほどだ。


俺はこんなに『雨』が好きだっただろうか?

そんなことは無かったような気がするんだが……

なにか俺の中で心境の変化が自分自身が気づかない間であったのだろうか?

もしそうだとしたら俺はなかなかのロマンチストになってしまったのかもしれない今更ながら雨の奏でる音色って何だよ……恥ずかしいな。


そういえば、唐突だが彼女は今どうしてるのだろうか?

彼女もこの雨を聞いてなにか思うことはあっただろうか?

もしそうなら、正直なところとても嬉しいな。

彼女は結構季節の変わり目などを気にするような子だから、この雨に対しても何かしら感じているかもしれない。

明日は彼女と会うことは出来るだろうか?

会えたら……嬉しいな。

そうだ。

もし彼女と逢えたら今日のことを話してみよう。

きっと楽しいに違いない。



っと、柄にも無く長々と独白をしてしまったな。

これも心境の変化か?それにしても……




『雨』が……やまない





これから連載も再開していきたいと思います

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