「全部、無かったことにしたい」と言われたので、婚約破棄を無かったことにした。
スティーナは、エルネスティが差し出してきた婚約破棄の同意書にサインをした。
スティーナが了承しただけでは正当な理由として厄介事が起きずにすんなりと婚約破棄できるかと言われると正直なところ、答えはわからない。
けれども、少なくとも了承していない彼の両親や、スティーナの両親を説得する材料にはなるだろう。
彼は笑みを浮かべて喜ぶ。
「ありがとう。スティーナ。これでイーネスと結ばれることができる。本当に、ありがとう」
「いいえ。お礼を言われるようなことはしていません……本当に」
「それでも、言わずにはいられないんだ。スティーナ、ありがとう。君の事を愛してやれなくてすまないな」
「……」
スティーナが否定しても彼はにっこり笑って、スティーナの手を取って握る。
最後の別れの握手だと言わんばかりに固く、きっちり握る。
その手にぞっとしながらもスティーナは指輪に魔力を込める。
今日の月が一番高く上るとき、この婚約破棄に関する事項は無かったことになるだろう。
『君の魔法はね。僕と属性が同じだけど、不確定要素が多いものだからむやみやたらと使ってはいけないよ』
スティーナはそう言われて育ってきた。
そういった相手は、魔法使いの先輩でアルマスという。彼はとても有能な魔法使いだが、同じ魔法使いからはその性質上あまりよく思われていない。
そしてスティーナもよく思われていない。なので魔法協会の施設にいることよりも自宅にいることの方が多い。
なので今日もスティーナは、やってきたエルネスティに静かに向き合った。
彼はなんだか腑に落ちないような顔をして、スティーナに昨日と同じ事を言う。
その行動を見つめてスティーナは同じようにサインをしてやる。
「ありがとう、スティーナ。なんだか夢でも見ているような気分だ。これで、やっとイーネスと……」
「いいえ、お礼を言われるようなことはしていませんから」
「いや……いや! 本当に、これでおしまいだ。本当に、今までありがとうスティーナ、君の事も愛していた」
「……」
そういって、エルネスティは何度も書類を指でなぞって確認して、最後にスティーナを一瞥して去っていく。
スティーナはすでに指輪に魔力を込めている。
今日も同じように、無かったことになるだろう。
「エルネスティ、お前一昨日と昨日の二日間何をしていた」
父に言われてエルネスティは、よくよく思い出そうとしてみる。
しかし、スティーナに婚約破棄の同意書にサインをもらうとても大切な目的があるはずなのに、一昨日と、昨日はスティーナに会いに行っただけで何もしていない。
「婚約者の元へ通うのもいいが、跡継ぎなのだから、休日は領地を見回るぐらいのことはせねばなるまい」
「……は、はい、父上」
「それにあの令嬢ならば、わざわざ足を運んでやらずとも問題ないだろう。大して華もなければ、話術もない。お前の婚約者にしてやっているだけで満足しているはずだ」
父の言う言葉は正しい、リンカロース伯爵家の跡継ぎであるエルネスティの元へと嫁に来られるのだから、むしろあちらからご機嫌伺いに会いに来るべきですらある。
だからこそそういう細かな気遣いができないから、エルネスティの心は動きイーネスという、愛らしい令嬢に心を奪われたのだ。
しかしそれはまだ父には言っていない。
彼女は男爵家出身と、伯爵家の夫人になるには少々家格が低い。
だからこそスティーナの同意をへて彼女の両親と婚約破棄を告げてしまってから、うまく話をしようと考えている。
……そうするべきだ。というかそうしようと連休前には考えていたはずなのに。
「お前はとにかく、跡継ぎとしての自覚を持ち日々邁進することに努めよ……聞いているのか? エルネスティ」
「は、はい! 必ずや、父上のお眼鏡にかなうように……」
「そうだ、お前のスペアはたくさんいるのだからな」
そう言われてエルネスティの中に緊張感が走る。
しかし弟たちにこの家を継がせたりしない。
すべては長男であるエルネスティの物だ。そしてゆくゆくはイーネスと結婚生活を送るための大切な財産を守らなければならない。
そう強く思った。
……早く婚約破棄を実行しなければ。
「今日こそ、今日、今、ここで! 婚約を破棄してくれっ、スティーナ。随分とイーネスには待たせてしまったが、これさえ書いてもらえばっ良いはず……そのはずなんだ……」
エルネスティは懲りずに何度もやってくる。
書類をさししめしてスティーナに婚約破棄を迫ってくる。スティーナの同意などまだまだ婚約破棄の第一歩でしかないのに必死な様子だった。
その必至さを冷淡な気持ちで見つめつつもスティーナはいつもの通りに婚約破棄に同意してやる。
これでもうこの書類にサインをするのは十五回目だ。
彼は暇があればスティーナの元へと会いに来るようになっていた。
そうして婚約を破棄する行為をずっとずっと繰り返している。
スティーナから見れば、そうなのだが彼からしたらいつも初めての婚約破棄、書類を見て、何かがおかしい事に気が付きながらも瞳を歪ませて笑みを浮かべる。
「これで……これでやっとイーネスと結ばれることができる。っ、ありがとう、ありがとうスティーナ。君は本当にいいやつだな。君の事も愛していたっ」
その言葉に、スティーナは小さく笑みを浮かべてそれから、いつものように返した。彼は去っていく、今日も婚約破棄の書類を携えて。
スティーナも魔法を使う、呪いのような魔法を。
「本当に、私と結婚してくれるつもりがありますのよね?」
突然、イーネスが屋敷にやってきて、エルネスティにそう問いかけた。彼女はいつもの優しげでおっとりとした雰囲気ではなく、どこかエルネスティを責める様な瞳で見ている。
「もちろん! ずっと言ってるだろう? あんなスティーナみたいな、話題も合わない可愛げもないような女より君の子方がずっと愛らしくて━━━━」
「じゃあなんで、何度もあの子の元に行っているのに婚約破棄してくれないのよ」
「そ……れは」
「彼女が拒んでいるっていうわけじゃないのよね? それならそうとあなた言うはずだもの」
「あ、ああ」
「じゃあどうしてなの?」
彼女はまっすぐとエルネスティを見つめて問いかけてくる。
その瞳を見つめ返すことが出来なくてエルネスティはしどろもどろになって答えた。
「もちろん、そう思って彼女の元に行ったはずなんだ。婚約破棄するためにただ、何というか、そのことをすっかりその時には忘れてしまっているというか」
「そんなの嘘よ!! もう結婚してくれるって言ってから二ヶ月も経ってるじゃない!! それなのに毎週毎週彼女の元に通って!!」
「嘘なんかじゃないっ、イーネス、君の事を愛してるんだっ」
取り乱す彼女を抑えるように声をかける。
しかし彼女は、瞳に涙を浮かべ拳を握る。
「本当だ信じてくれ。俺が愛しているのはたった一人、君だけなんだっ」
抱きしめてそう口にすると、彼女は震えて言葉を呑み込む。その様子が酷く可哀想に思えて早く婚約破棄をしなければと思う。
しかし、どうしても何度そう思ってもどうしてか婚約破棄を達成することができない。
それでもイーネスと結婚するためにはそうするしかない。
もうエルネスティには選択肢がなかった。
「俺はっ、俺は何かおかしいのか? 君はどう思う、この婚約破棄もまた、消えてなくなるんじゃないか、そんな気がするんだ」
「……」
「何度も何度も夢を見る。君と婚約破棄するために意気揚々と書類を作成する自分、君に婚約破棄に同意してもらって喜ぶ自分、お礼を言われることではないという君」
エルネスティは、初めて婚約破棄を言い出した時よりもずっとやつれていて、自分の顔を手で覆って、目玉をぎょろぎょろと動かしている。
「しかし、出来たと思ったのもつかの間、昨日もスティーナの元へときたはずなのに、婚約破棄を切り出していない事に気が付く」
スティーナはじっと彼を観察していた。
しかし今日はこのことに対して魔法を使っていなかった。一日一つしか使うことができない魔法なのだから仕方がない。
「どっと汗が出て、恐ろしくて自分が信じられなくなる。何故、昨日そのことを忘れていたのか理解できないまま急いで書類を作って、スティーナ、君の元へとやってきた」
彼は、ひどく不健康そうな顔をしていて、心身ともに苦しんでいることは明白だった。
しかしスティーナはいつもの通りに書類にサインをする。
「婚約を、無かったことにしてくれ。全部、俺たちの間にあった事はなかったことにしよう。婚約破棄を受け入れて欲しい……これも何度も君に言っているような気がする」
彼の言葉を聞いて、今回もその言葉を言ったことにスティーナはペンを置いて彼に目線を合わせた。
「……そういえば、先日イーネスさんが、この屋敷を訪ねてきました。その時、あなたと頻繁に会って何をしているかと問われたので、たくさん話をして楽しく過ごしていると伝えておきました」
「え?」
「だってあなた、昨日までこんなことまったく言いませんでしたから、それが事実ですよね」
「……あ、ああ」
「そうしたら彼女、激高して、自分はだまされて、あなたに奪われたのにって」
「は?」
「出来るだけ平和的にあなたの地位を守って、結婚をしたかったそうですが、お腹の子の為にも、きちんと権利を主張して王族に告発するそうですよ」
エルネスティは頭が真っ白になった様子で、惚けた声を出した。
「どうせ今日もまた私のところに来る為に屋敷を開けるから、そこを狙ってリンカロース伯爵にあなたの悪行を伝え、対策を立ててもらうつもりだそうです」
「な、何故そんなことをっ? こ、これでは、婚約破棄など無意味じゃないか」
絞り出すように言ったエルネスティにスティーナは少し間を開けてから、書類を手に取って、彼に一つ聞いた。
「なら、謝ってください。……無かったことにしようとしたことを」
「なんだ、今更、謝ってどうなる」
「さぁ、わかりません。ただ、可能性はあるかもしれませんよ」
「何言ってやがる、このまぬけ。そんなことより君のせいで大変なことになった、イーネスのやつも、大人しく待っていればいいものをっ!!」
彼は次第に勢い付いて、乱暴にソファから立ち上がり、ずんずんと進んでいく。
スティーナの手に持っている書類を忘れ去ったまま、とんぼ返りでリンカロース伯爵家に帰っていく。
その馬車を見送ってスティーナはただ静かに魔力を霧散させた。
言った言葉を謝ってくれれば、イーネスにスティーナが言った言葉を“無かったこと”にしてあげたのにとスティーナは冷めた気持ちで思ったのだった。
「エルネスティ様! 今は伯爵は来客中でして━━━━」
「うるさいっ、通せ!!」
父の執務室へと足を運ぶと、珍しく使用人が外にいてエルネスティの事を止めようとして来る。
そんな使用人を突き飛ばすようにして急いで中に入る。
するとそこには、イーネスとそれからイーネスの両親である男爵や男爵夫人、エルネスティの父や母もいる。
彼らはあわただしく中に入ってきたエルネスティに驚いた様子だったが、ぎろりと鋭い視線を向けて、その様子にエルネスティはごくりと唾をのんだ。
「ち、父上、何か誤解があったように思います。そ、その女はただ単に俺の寵愛を得ようと、自らの腹を膨らめて気を引いているに違いありません!」
愛していると言ったイーネスにここまで言うのは忍びなかったが、こうなったらそうとでも言うしかない。
どうしたとしても彼女が孕んでいるという事実は変わらないのだから。
だからこそスティーナと婚約を破棄して、彼女と婚約をするしかなかった。
未婚の女性を孕ませて、さらにはそれを放っておくというような汚点を残さないためにも完璧に立ち回っているつもりだった。
しかし、イーネスが勝手にこんな行動を取るならエルネスティだって黙っていない。
そもそも、腹が膨らんで来てからもう愛しているだなんて言葉はほぼ嘘だったというのに。
「も、もしかしたら、俺を貶めようとしている弟たちの策略かもしれない! それに、ほ、ほら最近はスティーナとも関係も良好でこんな女知らな━━━━」
「黙れ。この外道め」
「っ!?」
言い訳で何とか切り抜けようと考えるが、父は苦虫をかみつぶしたような顔をして、虫けらでも見るようにエルネスティを見ている。
「愚息が失礼なことをしたな。おい、その男を下がらせて自室にでも閉じ込めておけ!」
父の厳しい態度に、イーネスとその家族はほっとしている様子だった。
「っな、何故です。何故息子の俺より、そいつらの言う事を信じるつもりですか! それでも本当に人の親ですか!!」
「黙れ!! イーネスだけではない。スティーナからもお前に婚前交渉を無理に持ち掛けられた前歴があると告発があった!! 婚約者だけならば内々に済ませたかもしれないが、よその大切な令嬢を傷ものにするなど許されるわけがないだろう」
「はぁ?」
何故ここでスティーナが出てくる。
彼女は先ほどまで会っていてそんな様子まったく見せなかったのに、ここまでするほどエルネスティの事を恨んでいたというのか。
「跡継ぎの地位を下ろすだけでは、到底お前はその罪を理解しないだろう。お前は教会へ入れる、もう二度とその顔を私の前に見せるな!!」
そう言い切られ、エルネスティは混乱するまま兵士たちに捕らえられた。
振り払おうとしたがすぐに、きつい一発を喰らわされ、イーネスにも最後にとビンタを一発貰う。
ずるずると引きずられながら、スティーナの最後の言葉を思い出した。
『なら、謝ってください。……無かったことにしようとしたことを』
そういった彼女の言葉、それは婚約を無かったことにしようと言っていることに怒っているわけではない事は理解していた。
エルネスティが結婚する前に味見をしようとちょっかいをかけていたことについても、無かったことにしようと言う意味で口にしていた事、それについて謝れと言っていたことはわかる。
しかし何もすべて無理やりやったわけでもなし、何故唐突にそんなことを謝れと言い出したのかわからなかった。
ただ、根に持っていたなら当然の言葉だったのだと思う。イーネスの行動に合わせてエルネスティの事を父に報告するぐらいには、狙いを定めて失墜させるために狙っていたというのなら最後の言葉にふさわしい。
突然言われたように感じた言葉だったのであんな対応になってしまったが、彼女に謝っていたら味方をしていてくれたかもしれない。
無かったことにしようとして悪かった、償いたいと言っていれば、少しは希望があったかもしれない。
そう思うと後悔の念にさいなまれる。
……謝りたい。
閉じ込められた部屋の中でそう思った。
しかし、彼女は目の前にいないし、イーネスも、生まれてくるはずの自分の子供も、会えそうにない。
リンカロース伯爵家は弟の誰かに継がれるだろう。
父からの期待ももうない、何も。
そう思うと途端に苦しくなってバタバタと扉へと駆け出した。
扉に拳をたたきつけて「出してくれ! きちんと謝罪もするし! 俺がすべて悪かった!」と泣きつくように叫ぶ。
しかし誰の声も返ってこない。
「っだからもう一度話し合いを!!」
今更遅い声が廊下にひびく。
こだまして誰にも届かないのだった。
「無かったことになんてなりませんよね。アルマス先輩」
スティーナは彼の研究室で呟くように言った。すると彼はちらとこちらを見てそれから「不思議なこと言うね」と適当につぶやいて、ペンを置く。
と言っても仕事をしていたわけではない。集中力が切れているのかペンをくるくる回していただけだったのでスティーナは言ったのだ。
「無かったことにする魔法を持ってる君が、無かったことにならないだなんて」
「……だってそうなんですもん」
「僕の魔法に対する無効化とは違って、君の無効化は人の意思に対して使えるんだから正直本当のことろ、無かったことにもできる力でしょう?」
「出来ますけれど、思うまでの過程は変えられない。結局何度も繰り返す」
言いながらスティーナはエルネスティに触れられた時のことを思い出す。
彼は、下卑た笑みを浮かべながら撫でるようにスティーナの腰に触れたり胸に触れたり、好き放題だった。
何度かはなかったことにした、見ないふりをした。
しかし彼の欲は結局毎日変わらずに、何度も何度も繰り返した。
そしていつしか魔法を使うのをやめてきちんと拒絶をした。しかし彼は謝罪などせず、むしろ罵ってくるぐらいでそこから仲が悪くなった。
そして最後に彼が言ったのは。
『君との今までの事も全部なかったことにしたい』
だった。だからこそなかったことになどならないと認めてほしかったし、謝罪をしてほしかったのだ。
しかし、彼は結局、自滅していった。別にどちらでもよかったが謝罪を引き出せなかったのが心残りだ。
「……だから本当に無かったことにできることなんて、ただのちょっとした失言ぐらいです」
「? ……あれ、待って、じゃあ、今回もまた何か魔法使った!?」
「…………」
「ああ、ダメだって言ってあったでしょう? 君の魔法は不確定要素が多いんだから、仕事以外で使ったら」
「すみません」
「どこで何したの? ちょっと言ってみて、何回使ったかも、変な副作用が出てないといいけど」
彼はあわただしく机の引き出しを開けたり開いたりして、ペンをとってソファの方にいたスティーナの方へとやってくる。
「……先輩だってたまに、使っても報告してないじゃないですか」
「それはそれ、これはこれ。あ~、また僕が監督不行き届きで怒られるよ。君は一応、魔法使いなんだよ? そういうことしてると魔法協会の力で、力が強くて、怖い魔法使いと結婚させられちゃんだよ? 嫌でしょう?」
「先輩、私のこと何歳だと思ってるんですか」
「え? 十四歳とかじゃなかったっけ?」
「……十七歳です。もうそんな話、怖くありませんよ」
「いやいや、本当なんだって、本当に監視役と結婚させられちゃうんだよ、スティーナ」
「もうそんな脅し利きませんから。国王陛下にお願いしてまた良い人を見つけてもらいます」
「スティーナ! 本当に、僕は君の事を心配してるんだよ。君だって強面の老魔法使いと夫婦になりたくないでしょう?」
言い聞かせるように言う彼に、スティーナはプイッとそっぽを向いて、子ども扱いしてくるアルマスに対抗した。
彼の言い方はまるで子供を都合よく操ろうとする母親のようなのだ。
それにいいではないか、強面の老魔法使い。
……きっとそういう人なら、あんな鼻の下が伸び切った顔で私に触ったりしないでしょうし。
ま、所詮、魔法教会側だってそんなことに人員を割いている時間はないでしょ。
そう結論付ける。しかし一応、きちんと取っておいた魔法の利用履歴のメモを渡して魔法協会付属研究所を後にした。
すると後日、国王陛下からアルマスとの結婚をするようにと申し渡しを受けて、スティーナは驚きすぎて目玉を落すところだった。
婚約を破棄された思ったら、あっという間に結婚生活が始まって、スティーナは婚約者に関する無かったことにできない嫌だったことの話など、日々の忙しさに薄まって溶けて、ゆっくりと忘れていったのだった。
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