表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

82/86

渡り船

ここから抜け出して家に帰って……じいちゃん達に秘石の出処を聞き、場合によってはそのままエルフ達を狩りにいく……それは出来る事だが……



「先に釘を刺しておくと、来たその日のうちに家族が心配なんて理由で抜け出したら即刻退学されて、家に帰れと言われるのがオチかしら」



「…………」



そんな事になれば、じいちゃん達がどんなに落胆する事だろうか……自分の事を学園に入学させる手立てが付いたと、抱きしめて喜んでくれていたのに……



どうすべきなのかと悩み、目を閉じて手を握り……



「僕は……」



帰るか、ここに残るか、その答えを出そうと口を開きかけた所で、



「でも、一つだけ教えておいてあげると、明日の学園の案内は昼には終わるはずよ。それから一週間は暇を貰えるわ」



「えっ?」



「もちろん、この一週間は意味のある一週間だけど……あなたなら昼に掛けて帰って、次の日には戻って来れるんじゃないかしら?」



「それは……出来ます」



「だったらそうしない。本当にすべき事は、それからでも遅くないはずよ」



それはまさに渡りに舟であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ