表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

76/86

力を使う者

じいちゃん達からは、風の力を使うと忌み嫌われるから人前では使うなと、どうしてもという時は、姿を隠しなさいと言われて来ただけで……そんなエルフの力を使う者に呼び方があるなんて、知る由もない。



「聖女……男性なら聖男ですか?」



頭を(ひね)り、自分の知らない呼び名を模索した結果、セルロスが聖女と呼ばれていると言っていたのを思い出す。



そこから導き出した答えで言ってみるが、



「違うわ……」



「あっ……」



セルロスに首を横に振られ、資料を取られてしまう。



資料を手にしたセルロスは、ペラペラと資料を捲って目を通す。



「魔法使い……」



「えっ……?」



「女性なら魔女……」



「魔法使い…魔女…………魔虫と一緒だって言うんですか!!」



資料から目を離したセルロスが、自分の目と合わせて来る。



「私も地位と名誉、財力が無ければ魔女と呼ばれていたでしょうね」



セルロスの睨み付ける目は冷たいが、決してこっちを見下しているのでは無い。



「そんなの違う!!」



「落ち着いて聞きなさい、まだ話は全て終わっていないわ」



「くっ……!!」



もしも、自分と同じ力を使う者で無ければ、胸倉を掴んでいた……見下すなと。



しかし、セルロスは自分と同じように力を使う者、彼女が言葉にするのは老婆心からの警告……話を聞くしかない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ