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同胞

「それは僕と同じ力……」



「えっ……?」



じいちゃん達から秘密にしなさいと言われていたけれど、自分以外に魔法を使うの人を初めて見て、秘密を漏らしてしまった。



「あっ……」



慌てて立ち上がり、学生寮の中に逃げ込めば彼女も追っかけて来れないと逃げ出そうとするが、



「甘い!!」



「……っ!?」



立ち上がった足を踏み出した所で、足払いをされたかと思うと、そのまま口を塞がれて地面に伏せられてしまう。



「女性が秘密を喋って、自分はそのまま逃げ出すというのはというのは品が無くて?」



「…………」



馬乗りになって、人の胸にセルロスだが、彼女に敵意が無いのは分かっている。



もしも、自分が逆の立場だったら彼女を捕まえて、魔法の力を白状させていた。



その気持ちを理解出来るからこそ、ポケットから秘石を取り出してから、彼女の髪の長い髪の近くまで右手をゆっくりと上げて、



『ヒュゥ……』



「風?」



小さな風で、彼女の髪を吹く。



「分かったわ……静かに、ついて来なさい」



風の力に触れたセルロスは、少年が魔法を使う者だと認めると、右手を掴んで地面から起こし、そのまま学園の方へと連れて行くのであった。

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