表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

58/86

彼は

流石(さすが)、ルハンスク家の子供です。部下の暴走で父親を死なされたと聞いた時は、どうなるかと思いましたが……)



平民に対して復讐をする鬼になるのではと危惧していたが、学園に入る前の評判から、彼が騎士になるのは確実だという噂が流れてくるだけで、悪しき噂は流れて来なかった。



そしてその噂通りに、この鍛錬場に入って来たのは一番最後であった。



(とても優秀な人材になってくれるでしょう、それこそ勇者になれるだけの逸材……っと、そこまでは想定内でしたが……)



『ガギィ!!ガッガキィ!!ガギィン!!!!』



この学園一の腕前となるであろう騎士候補生に、肉薄する庶民の子供。



並の腕前では無い。



(あの体術は、どこかで勉強した物ではありませんね)



平民の子供達は学園に来る前に、各々住んでいる所の道場で剣術の訓練を受けている。



それは本格的な、一対一の訓練では無く、あくまでも先生が複数人の生徒に教える模範的な訓練。



言い方は酷くなってしまうが、ハンコを押したような剣術が量産される。



もちろんそれがデメリットという話では無い、兵士という大量に使う人材一つ一つに個性があっては困る。



兵士というのは個人ではなく、群で活用する以上、均一化されている方が計算がしやすくなる。



少し話が脱線してしまったが、各々住んでいる所の道場で剣術を訓練するので、多少の剣術の差異がある。



その差異を知っていれば、この子はどこの町の系統化というのが分かるものだが、



『ガギィ!!ガッガキィ!!ガギィリィ!!!!』



この子に対しては、どこの町の系統にも属さない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ