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風の吹くまま、気の向くまま。  作者: sugarpot
【ぺらぺらアイルランド篇 20XX/08/09‐20XX/08/14】
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再び【20XX/08/11 ポートラッシュージャイアンツ・コーズウェイ】


珈琲か紅茶か聞かれるのはあるけど、

トーストも持ってきてくれるのは前回と同じだけど、

menuきかれる(何が食べたいか)のは初めて。

いつもだいたいバイキング形式で取ってくところばっかりだった。

とっさのことで言葉が浮かばず、思わずメニュー指さして応対。

あったかいスクランブルエッグとベーコンはうれしい。

明日ポートラッシュを出る時は8:30のバスに乗りたいのだが、

8:00からの朝食じゃやっぱ8:30のバスに乗るのはきびしいなーコレ。

朝食は唯一のまともな食事なので捨てがたいが

デリー12:00発のバスは絶対逃せないので断念かな。

だって12:00逃すと16:00とかなんだもん。

窓際の席で外をぼーと見ながら食べてたら

昨日のゴミ拾いの「運命のひと」再び発見。こんな朝から。

ボランティア学生だと思ってたのだがまさか本職?

或いはヨーロッパ系の顔はだいたい同じに見えるというあれか?

今日は曇り。そして時々小雨。昨日もこんなだった。朝は不安定なのかなー。



今日はバスに乗ってジャイアンツ・コーズウェイ。

六角柱型の岩がびっしり立ってる海岸。

巨人の小径、とかみたいな意味だったような。

行く途中、バスを途中下車してダンルース城に行った。時間が余ってたから。

断崖ぽい海岸沿いに建つ古城、というより廃墟。

竹田城的な感じで

(雲海で有名な「日本のマチュピチュ」、行きたいけど行けてない)

ガイドブックの写真がわたし好みだった。

ダンルース城はかっこいい。けどそんな大きくない。しかも他になにもない。

ほほーと思いながらくるくる見るだけであっという間に終わってしまう。

結局ビデオ見る部屋で暖をとりつつ時間をつぶした。寒いんだよ。

やんだと追っても雨はシャワーのようにまた降る。

やわらかくやさしいがいつ終わるともしれず、濡れる程度には激しい。


ジャイアンツ・コーズウェイまでの道のりで「運命のひと」2組と1人に会った。

つか日に4本しかないバスに乗ってんだから多くて当然。

同じバスに一度でも乗り合わせたら次も一緒なのはほぼ必然だ。

1人目はダンルース城までと

ジャイアンツ・コーズウェイからの帰りのバスの運転手さん。

バスはぎしぎしいうわ

閉まれボタン押してからドア閉まるまでのタイムラグひどいわですごかった。


1組目がダンルース城までと、

ダンルース城からジャイアンツ・コーズウェイまでと、

そこから帰るバスまでも一緒だった黒パーカーのにいちゃん2人連れ。

同じルートと時間で考えて観光してたのねわたしたち。

ひとことも言葉は交わさなかったが

雨降って風吹いて超寒い中30分近くもバスを待った仲だ。

(ちなみにバスは5分程度しか遅れてない。

あまりに時間潰すとこが無くて早くからバス停に行ってしまったのだ。

わたしたちが。)


2組目はジャイアンツ・コーズウェイへ行くバスの中で会った。

男1人女2人の3人組。

カップルとその友人らしかった。バスで前の席に座ってた。

眼鏡拭こうとして横に置いたペットボトルを倒してしまい、

ペットボトル拾おうとしたら拭こうとしてた眼鏡をすっとばしてしまい、

すっ飛んだ眼鏡を拾ってもらった。のと、

彼らがレインコート広げたのの端が私に当たった時に

I’m sorryって言われた。

ジャイアンツ・コーズウェイから帰るバスにも乗り合わせてた。


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