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風の吹くまま、気の向くまま。  作者: sugarpot
【ノープラン沖縄篇 20XX/03/05–20XX/03/14】
72/114

めんどくさくて結局【20XX/03/11 那覇②】


顔がすごい。日焼けしたとこが皮むけてきちゃって白くてかさかさ。

リップクリームを顔に塗って応急処置してるあたりが我ながらひどい。

洗濯は一昨日手洗いで決行して、今日乾いた。

やっぱ洗濯機で脱水しないと一晩で乾かすのは無理。

今朝は食べ残したかぼちゃコロッケとサーターアンダギーを食べた。

やっぱサーターアンダギーいまいち。なんかかたくてぱさぱさ。

(注:この日この時点で食べたひとつのサーターアンダギーに対する

個人の感想です。)


チェックアウトは9時頃で、鍵返しに行ったら

おかみさんに「昨日いつ帰ってきた?」と聞かれた。

部屋の電気なかなか点かないし、遅いなぁと思って

午前1時くらいまでお風呂のガス止めずに待っててくれたそうだ。いいひとだ。

「もー、心配して損したわ」って言われたけど。


今日はまず、昨日断念した港の埠頭まで行くことにした。

新港までのバスはおそろしく本数が少ない。

お客も少なくて気付いたら私ひとり、しかもアナウンスもなくて

100円分くらい乗り過ごした。

聞いてみたら「終点まで行くのかと思った」って言われたけど

都会なら客ひとりでもきっちりアナウンス入れると思うぞ。

那覇って都会なのに変なところで島っぽい。ローカルっぽい。


埠頭も船客待合所もわりとすぐ見つかったが、大島運輸の窓口はしまってた。

でも船は12日の10時半出航予定らしい。

最低料金2200円、上乗せ6000円で寝台がつく。

寝台。寝台なしってことは大部屋に雑魚寝ってことだろうか。

よくわかんないけど寝台にはちょっと惹かれる。6000円かぁ。


モスバーガーに行ってお昼を食べ、バスで首里城へ。

首里城は高台にあった。綺麗。かっこいい。

物見台みたいのがあって、そこから街を一望できる。

有料区域はめんどくさいしお金かかるから入るのやめた。

風がきもちいい。これだから高いところって好き。

今日はよく晴れてるのでなおさら良いが、日焼けしそう。

首里城からは歩いて下って、国際通りまで来て商店街抜けて

壺屋という焼き物屋ばっかの町というか通りというかをのらりくらりと歩いた。

壺屋はちょっと外れるとごくふつーの住宅街で、

昼間でちょっと音が遠い感じで、ちょっと気に入った。

船での食料としてミッシュブロード買って、焼肉ジャーキー買って、

お湯が使えたらと思ってカップめんともずくスープ買った。

めんどくさくて結局、船の内部がどうなってんのか食事はどうなってんのか

その他諸々の問い合わせはしてない。


そして沖縄最後の民宿にチェックイン。

今まででいちばん、最強にぼろい。(失礼。)

飲み屋とかが軒を連ねる港の近くにあって、ここの隣の民宿は1階が飲み屋。

隣の部屋とは引き戸に鍵差して仕切られてて部屋の入り口も引き戸、

なんと南京錠で鍵をしめる。

音はもちろん隣に筒抜け。隣の音もこっちに筒抜け。

夜、お隣さんが帰ってきたが、若いにーちゃんもしくはおっちゃんな感じ。

(これ、原文のまま。いま読み返すとなんの説明にもなってない。

なぜ「男性」と書かなかったのか謎。)

独り言とも言えないうめきというかつぶやきというか、

「むー」みたいな声まで聞こえてしまう。

一応、隣にひといますよーって分かるように軽く音させてみた。

明日は朝早く起きようと思ってるのだが、がさごそやったらやっぱ迷惑だろうか。

まぁ、そーゆうのが気になるひとだったらこんなとこ泊まらんとは思うが。


内容補足というか言い訳というか。

「事前に調べろ」をここでもやってます。ごめんなさい。(誰に)

ていうか沖縄篇は全編ほぼそれな感じです。

そして一応自分でツッコミ入れておきましょう、

沖縄まで行って何回モスバーガー食ってるんだ、と。

しかし私の旅行はこんなもんです。

特に国内のひとり旅の場合、

ファーストフード・コンビニ食料・カロリーメイトは

食事の8割を占めています。

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