目的もなくただぶらぶら。【20XX/03/09 石垣③】
朝ごはんにはセルフサービスの紅茶飲んで、
次にゆっくり珈琲を飲もうとしたらお湯が沸いてなくて、
沸くのを待つ間にソファーに座って共同スペースにあった本を読んだ。
ソファーの座り心地はよく、朝のんびりできて、ほんとくつろいだ。
お隣の部屋は静かで、黒砂糖の彼はもう出発したらしい。
日焼けしたとこはひりひりして赤くなっていた。怒られるの確定。
今日は石垣島を出て那覇に行くのだが、次の宿が決まっていないので
電話帳で民宿調べて適当に電話した。ら、
空いてますねーと間髪入れずあっさり言われた。安心半分、いぶかしみ半分。
10日、11日はと聞いたら「あー予約なさった方がいいと思いますけどねー」
「予約した方がいいと思う」‥‥? 「予約しますか?」とかじゃなく?
新しいし若い女性も利用するし
気に入ってくれると思いますけどまぁ見てから‥‥って感じで
うまくいえないけどなーんか妙な気がしたので
本屋さんで調べてみたら「収容人数15人、室数2」。
ドミトリー的な民宿だった。大勢の知らない人と同じ部屋はちょっとなぁ。
とりあえず個室であることは間違いない別の民宿は
この前電話した時11日なら空いてると言ってたので、
そこに電話入れて1泊はそっちにすることにした。
飛行機が出るのは16時半、
チェックアウト後も民宿で荷物を預かってくれるというので、
(ロッカー代が浮いた。ありがたや。)
荷物を預けてモスバーガーで早めのお昼食べて石垣市街をぶらぶらした。
でも博物館に行こうと思ったら「特別展の準備のため休み」で
図書館行ったらなんと午前中で終わり(土曜は)だった。
しょーがないので目的もなくただぶらぶら。
石垣島は、というのか、或いは沖縄は、というのか、
神社でも稲荷でもない鳥居があって、
コンクリの四角いお社っぽいのがあるとこが多い。
桃林寺のある通りにあったそれには、「○×嶽」と額があって
社の前にカラスの死骸が転がってた。
狭い敷地には木が鬱蒼としてて、その奥に社が見える感じ。
あと、首輪してるのに野良なみに放し飼いの犬がたくさんいた。
野良猫もたくさんいた。
コンクリで二階建てで四角い家がいっぱいあって、
なんか違和感だなーでもコンクリの建物なんか珍しくないのになんでかなー
と思ってたのだが、
よくよく考えてみれば私の住む圏内には
小さくて低いコンクリの四角い建物がないのだった。
コンクリのビルはよく見るけど低くても4、5階くらいの高さはあるし大きい。




