表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風の吹くまま、気の向くまま。  作者: sugarpot
【パニックドイツ篇 20XX/07/22-20XX/07/28】
5/114

あははすごい雨よねー【20XX/07/24 ミュンヘン-ベルヒテスガーデン】


窓あけっぱなしで寝てたら夜中にすごい雨音がして慌てて起きて窓閉めた。

けど今日は晴れ。


ドイツの朝て寒い。前に来た時はやっぱ異常気象だったのか。

(注:以前訪れた時は連日40度で超暑かった。)

それともフランクフルトとミュンヘンの違い?

ホテルの朝ごはんはフツーだった。レセプションの人が愛想悪かった。



ミュンヘン駅には日本人がいっぱいいた。

前にフランクフルトに行った時は殆ど日本人に会わなかったからびっくり。

まぁ前はフランクフルトは一晩泊まって通り過ぎただけだけど。

でもミュンヘンだってそうなのに。


切符のバリテーション(今日から使い始めるぜーという手続き?)しようと思って

窓口行ったらすげ並んでた。

フランクフルトでは誰も並んでなかったので甘く見てた。

乗ろうと思ってた準急(快速?)を逃した。



電車の中では眠くて眠くてほとんど寝てた。

雨雲を追っかけて進んでしまってるらしく、

電車の行く先がどんよりしてんなーと思ったら寝てる間に雨。ざーざー。激しい。

Salzburgに着いたらもうすごい。

雨は時々弱くなりまた強くなりしておまけに寒い。

半袖Tシャツの上から長袖の薄手のカーディガンじゃ寒くていられない。

こんなに気温低いなんて思ってなかったからこれ以上の装備ないんですけど。

でもこの気温でタンクトップ一枚で歩いてるねーちゃんもいてびっくり。


Salzburgの駅は大きいのになんか田舎っぽい、というか、

賑わいのない駅だ。この天気のせいかもしらんけど。

お店とかもあるんだけど儲かってんのか。とか思っちゃう。


とりあえずここでローカル線?に乗り換えなので、

トイレ行ってお店でクグロフみたいな菓子パン買って

自販機であったかいカプチーノ購入、

背中をまるめてそれらを食べつつ(寒いんだよ!)電車を待った。



そしてよーやく電車到着。

Sバーンと書かれたベルヒテスガーデン行きの車両は

すげ新しげなカッコいい2両か3両編成の電車で、

ICEとはいえ古っぽかったさっきの電車とはえらい違いだった。

古い都電荒川線の車両が来ると思ってたら

南北線の地下鉄車両(或いはゆりかもめ)が来たみたいな驚き。

‥‥分かりづらい?


そしてその最新車両でぼーとしながら電車に揺られてたら

途中で乗り込んできたおばちゃんが隣に座った。

話しかけられたけどドイツ語ぽくてさっぱりわからん。

雰囲気的には、あははすごい雨よねー濡れちゃってもー。みたいな感じ。

どこからきたの?とかの感じじゃなく、ただの世間話なノリ。

反応できずに困ってたら別の人が彼女の話に相槌打った。

ら、彼女はそっちに移って行った。


けどさ、これってすごくない?

日本のおばちゃんの中に、たったひとりで、

外国人に世間話ふっかける人っているだろーか。

それとも日本人は単一民族でガイジンさんは見た目が違うものと思ってるから

ガイジンと日本人を線引きしてるだけで、

他の国の人は

見た目違うから言葉通じないかもって発想しないんだろうか。




電車や地名について補足。

私のイメージとしては、

Sバーンは私鉄かローカル電車、ICEは新幹線か特急、みたいな感じです。

ほんとのところの定義は行った時も今もよく分かってないです。

その程度のざっくりしたイメージで行って乗ってるので

これを読む分にはその程度のイメージで読んでください。

(旅行に行く参考にはならないと思いますが…ごめんなさい。)

地名や英語・ドイツ語はアルファベットだったりカタカナだったりしますが

短くて書きやすそう、或いは発音がよくわからない時はアルファベット、

つづりが長くて書きづらい時とか

頻繁に出てきてめんどい時はカタカナにしてます。だいたい。

その程度の人間です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ