お会計したら求婚された【20XX/07/23 アムステルダム-ミュンヘン】
アンネ・フランクの家はすげ並んでた。うわ。
入り口からずーっと、建物の角を曲がって更に向こうまで。
日本人もそうでない人もあらゆる国籍の観光客がいて
行列を写真に撮ってる人も多かった。
普段行列に並ぶのすごい嫌いなのだが
別に他に行くところもないので並んだ。ら、1時間待った。
うわー10年くらい前にエヴァの映画見た時以来な気がするんですけど。
こんなに並んだの。
膝痛復活。腰も痛いんですけど。
私の前にいた家族連れとか
それより前にいた友達連れとか大人数で並んでる人たちは
誰かひとりを使いに出して
すぐそばのカフェ?からコーヒーだのドーナツだの買って来させて
みんなで食べてたりしてた。
いいなぁ。こーゆうときひとりは不便だ。そしてあの店儲かってそうだな。
アンネ・フランクの家は
ヒトラーのユダヤ人迫害から逃れてアンネが隠れ家として住んでた家だ。
結局最後には見つかって捕まって、
彼女もその家族も一緒に隠れ家に住んでた別の家族も
強制収容所送りになっちゃうけど。
アンネの日記は小学校低学年くらいの頃読んだきりだったので
隠れ家がアムステルダムにあったことは覚えてなかった。
ドイツにあるかと思ってた。なんとなく。
家の中はアンネがいた当時のままに再現されてるのかと思いきや、
空間(間取り)は残ってるけど家具はなかった。つまらん。
写真とか当時の資料が展示されてるばかりでちっとも隠れ家の雰囲気が出ない。
狭くて不便な隠れ家生活について
展示であれこれ言われてたし本にも書いてあったけど、思ったより広かった。
家具がないから圧迫感ないのかもだけど
こんなに広い間取りじゃバレるだろー。と思った。
外から家を眺めたら、絶対他の部屋がありそうだもん。
アンネの家を出たら11時。外は曇ってて寒い。
来る時は迷ったらやだと思ってトラムで来たけど
そんなに遠くなかったので帰りは歩くことにした。
アムステルダムの町並みは
メルヘンチックていうかおもちゃの町みたいな感じがする。
そしてなんか家が前のめりに建ってる感じ。ディズニーアニメみたいに前のめり。
崩れないのかあれ。
てくてく歩いて駅まで戻って、ちょっと寒くて駅の下のとこでカプチーノ購入。
したらスキンヘッドの店員さん(おっちゃん)にダーリン、て声かけられた。
(隣のおねえさん店員さんは笑ってた。)
お会計したら結婚しようと言われたので笑ってNo。
なんで。ダンナがいるのか。と言われたので
そうそうI have hasbandと答えてみた。
すげぇ。ノリがいい店員さんだ。
行きたいところもこれといって思い浮かばななかったので
フツーに空港まで帰って来て時間早めでチェックインしてしまった。
水モノは透明袋に入れなさいっていうのがココでもあって、
日本ルールなのかと思ってたからびっくり。
持ち込めないのにペットボトル買っちゃったさー。
そして荷物チェックとか終わってゲートまでの道のりはものすご長かった。
遠い。足痛完全復活。
到着した搭乗ゲートは人通りもない端っこのほうで閑散としてしずかだ。
Transferなのか
ぐったり疲れたふうの人がベンチにちらほらいるだけ。なんか世紀末な光景。
飛行機は遅れることなく無事に飛び、ミュンヘン着。
つーかミュンヘンでパスポートコントロールがなかった。
EXITの標識に沿って進んだらそのままおもてに出てしまった。
えぇ? いいの?
その代わりなのかなんなのか、
アムステルダムでは2回もパスポートコントロール受けた。そういや。
なんでなのか謎。仕組みがよく分かっていない。
Sバーンの切符を自販機で自力で買って
ミュンヘンHauptbahnhof到着。
たいしたことしてないんだけどすげー疲れた。
もう旅行は終わりだ!とゆう気分なのに実はまだ始まったばかりという。
駅地下(地下街?)でサンドイッチとレモンティー買って、
ついふらっと入った雑貨屋さんで布買って終了。ホテル着。
ホテルは駅近くのすごい分かりやすい場所だったので迷う手間もなかった。
けどちゃんと予約入ってたのかどうか、レセプションの人の対応は曖昧だった。
何度も名前聞くし
それはFamily NameかLast Nameかって聞くし
バウチャー見せろとか言うし。
あるわけないじゃん。予約してから取り直したんだから。
前の予約が消えずに生きてたのかなー。
それにしても74ユーロは高い。と思う。
立地が良いのは確かにそうだけど
部屋狭いしシャワー狭いし冷蔵庫あるフリしてるくせにない。
(戸棚?の扉に冷蔵庫って書いてあるのに開けるとない。)
石鹸ない。あるのはプッシュ式のリキッドソープ。
歯ブラシとかそゆうアメニティグッズ系もない。いや別に要らんけど。
私はホテルなんて寝れればいいや派なので私の希望は満たしてるけど
願わくばもちっと安いほうがうれしいなぁ。