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風の吹くまま、気の向くまま。  作者: sugarpot
【わくわくトルコ篇 20XX/08/14-20XX/08/19】
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フィッシュケバブ【20XX/08/17 イスタンブール③】


グランバザールから戻って今度はブルーモスクを見ようと思ったら、

今はお祈りの時間だから見学者は立ち入り不可、

1時間後に来いみたいな看板が出ていた。

それならトプカプ宮殿行くかーと思って行ったものの

坂道のぼってるうちになんかめんどくさくなって断念(我ながらものぐさ。)、

なんだかおなかもすいてきたのでエミノニュに行くことにした。

カッパドキアで一緒だったバンさんたちが

「エミノニュのフィッシュケバブうまいよ!」と言ってたので。


エミノニュは港だか運河だかそれ系で、

遊覧船がぷかぷかしていて潮の香りがする。

フィッシュケバブどこだーと思ったものの

横浜の山下公園風の海沿いの広場にはドネルケバブも売っていて、

何処まで歩けばフィッシュケバブに行き当たるかも分からないし、

実は彼女たちが本当に「フィッシュ」ケバブと言ったのかどうか、

リスニングに自信がなかったこともあって安直にドネルケバブに転んだ。

ひらぺったい白いパンに野菜とそぎぎりにしたラムが入ってるやつだ。


防波堤ぽいところにみんなずらーっと並んで座って食べているので

それに混じって座り、海見ながらぱくぱく食べつつふと隣を見たら、

お隣さんはちょっと毛色の違うものを食べている。

‥‥もしや。と思ってきょろきょろしたら、

すぐ近くにフィッシュケバブ売りがいたー。

ドネルケバブはちゃんと屋根付きの、

クレープ屋さんとかキオスクみたいな外観のお店で売ってるのに対して

フィッシュケバブは小汚い格好(失礼。)の兄ちゃんとおっちゃんふたり組が

屋根も建物もなんもない、吹きさらしの路上(?)で

網だか鉄板だかで魚焼いてパンに挟んで売っていた。


正直かなり食べたかったが胃袋は既にドネルケバブでいっぱいいっぱい。

その上残念なことに、私には女子の標準装備たる別腹が搭載されていない。

いかにおいしいものであっても、満腹時に食べればうまさが激減するのは必至。

今度来たとき食べよ。と思って断念した。



そして帰ってブルーモスク見物。すげーかっこいい。

青い丸屋根に白い壁のモスクの外観もとてもかっこいいのだが、

中のステンドグラスも絨毯もかっこいいのだが、

モスクの中の明かりがとてもとてもかっこよかった。

ランタンというのかランプというのか、明かりがずらーっと下がっている。

天井がとても高いのに明かりは低い。


それにしてもブルーモスク周辺は、日本人ー?とか

声かけてきてしつこいのが多かった。

あれって単純にフレンドリーだったり

こんちはって行ってくれてるだけだったりする人と

見分けがつかないからタチ悪い。

英語で、キミお金落としてない? 見て! みたいに言って地面を指す人もいて

(lookとyour moneyだけ聞こえた。

だからホントにそう言ってたかは分からんけど)

もーめんどいから、

は? すんません英語ダメで

何言ってんのか全然分かりませんーって顔で通り過ぎてやった。


そしてこのホテル電話の使い方が分からん。結局リコンファームしてない。

まぁいいやーと楽天的に過ぎるのは、

結局甘ったれてるってことなのだと思いつつ。

内容補足。

後日、英語力向上のために通っていたNOVAの先生にこの話をしたら、

それは「フィッシュケバブ」ではなく

「シシケバブ」の聞き違いだろうと言われました。

それから更に後、テレビ見てたら、旅番組で

イスタンブールの「サバサンド」がおいしいっていうくだりがありました。

(焼いた鯖だか揚げた鯖だかをパンに挟んだものみたいです。)

たぶん私が実際に見たのは「サバサンド」。

彼女たちが言ったのが「シシケバブ」だったのか

「サバサンド」だったのことだったのかはわかりませんが、

場所は合ってる(と思う)のできっとサバサンドだったに違いないと

私は勝手に思ってます。

またイスタンブールに行けたら、今度こそ食べたいなぁ。

外で景色見ながらぼーっとごはんをぱくつくのは最高にうまいです。

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