やくざ!【20XX/08/17 イスタンブール②】
続いて、第二の目的地グランバザールへ。
グランバザールは思ったほどじゃなかった。
私は市場風なのを期待してたのだが、土産物屋風。
これって吉祥寺の商店街とか
新京極の土産物屋がずらーっと並んだアーケード街とかと一緒じゃね?てくらい。
母親にストールみたいなデカい布を買って来いと言われたので物色したが、
売ってるショールはいまいちデカくなく
値段も20YTL~30YTL。(私が買った時は1YTL≒100円)
日本の相場からすれば安いかまぁ普通、なのだろうが、
異国情緒あふれるって感じの布でもなく、
とても使えないよな派手なのか、日本にもフツーに売ってそうなのばっかで
心を動かされなかったので買わなかった。
あと欲しかったのはアップルティー。
ネヴシェヒルでラマザンくんに出してもらったトルコのアップルティーは、
アップルティーというよりあったかいリンゴジュース風で、
美味しかったし面白かった(日本にはないって意味で)ので
お土産に買っていこうと思っていた。
アップルティーはチャイと並んであっちこっちに売っていて、
値段を聞いて回るとだいたい何処でも小さめサイズで2~2.5YTL。
まあ妥当かなーと思って、最初に値段聞いたところで買おうとしたら迷った。
かーなーりふらふら歩いてたので。
で、目についたところで試しに値段を聞いてみたら、
少し大きめサイズで5YTL。
やっぱ2YTLは譲れないなーサイズは大きいけどパスパス、と思って
手を振って断ったら、お店のおじさまはけっこうしつこく、
いやいや値引きしますから、いくつ欲しいの? と英語で聞いてきた。
3つ欲しいと言ったら3つ取り出すので、
いや買わないよ? と思わず日本語で言ったら、おじさまはにやりと笑い、
電卓を取り出して5×3=15、と打つと首を振り、
代わりに12と打ち出してみせた。
ムリムリ。とすげなく手を振ると、いくらならいいのかと聞いてくる。
買えないなら買えないで一向にかまわなかったので
2×3で6を押したら、えー。と言われ、
でも10ならどーよ。だめ? じゃあ8なら?って感じで下げてきて、
それでも折れずにいたら結局6YTLで売ってくれた。
やくざ! とか日本語で言いながら。いやいややくざはどっちだよ。
だいたいおっちゃん6YTLでも売るくせに
12から始めるって相当ぼったくりでしょー。と思う。
最初言った額の半分以下じゃん。