See you【20XX/08/17 ギョレメetc.-カイセリ-イスタンブール】
カイセリ空港行きのバスに乗るべく
早朝ホテルをチェックアウトしてオトガルに行ったら、
ラマザンくんにアニョハセヨーと声をかけられた。
アニョハセヨーと答えてみた。ら、
Do you remember me? と言われた。
覚えてます。ボケにのってみただけです。
バスが来るまでオフィスで待ってなよ! みたいなことを言われて
連れてかれてチャイも出してもらった。
パンも勧められたけど食べてきてたので断った。
オフィスには他に、
今朝夜行バスで着きました風のデカい荷物持った日焼けした兄ちゃんがいた。
彼はアジアと西洋混ぜたよな顔立ちをしていた。
長く旅してますーみたいな小汚さっぷり(失礼)。
Where are you from? と聞いたら
オーストラリア、だそうだ。
どのくらいココにステイしてるの?と聞かれたみたいだったので
2daysと答えてみた。
彼は気球ツアーに興味があるんだか誘われたんだかしたらしく、
バルーンツアーには行った?と聞いてきたので
No,高いから、と言ったけど
オフィスで客を減らすようなことを言ってはまずかったかもしれない。
バスが来たのをラマザンくんが教えてくれて(バスの時間だけは正確だ)、
バスまで送ってくれた。
また来てね、と言われてSee you、って言って握手して別れた。
バスがギョレメを通る時、
そこらじゅうに気球がいくつもぷかぷか浮いていて、
けっこう壮観な眺めだった。
バルーンツアーは私が想像してたよりずっと、
相ー当ーポピュラーなものらしい。
また来ようかなーとちょっと思う。
今度はギョレメとウチヒサルをぶらぶら歩きたいかも。
そして気球に乗りたいかも。
10時25分発のハズの飛行機は11時を過ぎて飛んだ。
出たよトルコ人のルーズっぷりー。
今回の飛行機はやけに子供の乗客が多くて、
私の隣の席も4、5歳と1、2歳の兄弟を連れたおかーさんだった。
話しかけられたものの完璧トルコ語で
Japan?てとこしか分からんかった。
飛行機のチケットはバスよりかーなーり高いはずなのにこうも子供が多いのは、
ガキんちょくんが長時間移動に耐えられないからか? と思う。
で、イスタンブールに着いたらそのままメトロに乗って
トラムヴァイ(路面電車)に乗り換え、ホテルがあるスルタンアフメットへ。
途中のトラムヴァイで「ミスター」に会った。
カッパドキアで一日目のツアーに一緒に参加してたひとり旅欧米人。
若く見えないけど実は若いかもしれない、
人見知りっぽいオタクっぽい雰囲気の人。(失礼。)
日本人兄ちゃん組に「ミスター」と呼ばれてた。
向こうは当然気付いてない風で、
満員電車なみに混んでもいたので私も知らないふりで通したけどすごい偶然。
それにしてもイスタンブール、というか
ブルーモスク(スルタンアフメットの俗称)周辺は
やたらと声かけてくるのが多い。
売りつけ系は要らないーとか答えつつ去るのでもオッケーだし追ってこないけど
ナンパ系はしつこい。
何が目的か知らんがさよならーとか答えつつ去ると追っかけてくる。
何処から来たの? ブルーモスク見る? 日本人? とかとか。
こっちは荷物背負ってホテル探してる最中で
悠長に話し相手してる暇ないんだよーと思って歩き回るうちに
ホントに道が分からなくなって、
結局追っかけてこなさそーなおじさんに道を聞いた。
go stlaight,three,rightと
来た道を戻るよう教えてくれたこの言葉は
後になってみればすごく的確だったのだが
私はそんなに戻るほど進んでないつもりだったので進みながら混乱。
それを見透かしたらしい少年に
Can I help you? と声をかけられ、
子供だったのといきなり日本人かとか絡んでこないとこを信用して、
今度は彼に地図を渡してみた。
この道行って海が見えたら左、と言われたように思うが
正確なところは分からない。(おい。)
とりあえず進んだら
(それは最初のおじさんのとこから数えて2番目の角のrightだった)
ますますあやしげな細道になり、泣きそーになりつつ
道端でビーズアクセサリーかなんかを作ってたおばさんに地図を見せたら
おばさんは子供を呼び、子供はお店の中の大人を呼び、
大人は100m,right,と道の先を示しつつ教えてくれた。
で、言うとおりに進んでくと道が分かれはじめ、
またも道端のおじさんに泣きつき、よーやくホテル発見。長かった。
‥‥‥とりあえず人の言うことはちゃんと聞かなくてはいけない。と思った。
そういえば、ブルーモスクの正式名称は「スルタンアフメット」でした。
旅行日記読み返すまで忘れてた。