表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風の吹くまま、気の向くまま。  作者: sugarpot
【パニックドイツ篇 20XX/07/22-20XX/07/28】
3/111

ハウスボート・ミュージアム見たかった【20XX/07/23 アムステルダム】


夜中に1回、目が冴えたけどわりかしよく眠れた。


朝ごはんはおいしかった。

プロセスチーズみたいなチーズなのに味が濃い。クロワッサンすごいおいしい。

コーヒーメーカーみたいなのがあって、

カタカナでカフェラテとかミルクコーヒーとか書いてあった。

ミルクコーヒーて何だ。カフェラテと何が違うんだ。

日本人もちらほらいた。

でも外国来ると日本人に会うのがなんか気まずいのは何でだろ。

すげ適当な英語喋ってるからかなー。


ホテルの予約キャンセルと予約変更の電話をしなきゃならなかったので、

公衆電話を使うことにした。

5ユーロのテレカをレセプションで買って、いざ国際電話。

今日泊まる予定だったベルヒテスガーデンのホテルに

今日はキャンセルで明日泊まりたい、って電話と

明日泊まる予定だったフュッセンのホテルにキャンセルの電話、

今日泊まるミュンヘンのホテルに着くのが遅いかもの電話。


結局フュッセンのノイシュバンシュタイン城を諦めた。

ココの予約メールには、「キャンセル無料」て明記されてたから。

前にドイツに行ったときも

ノイシュバンシュタイン城行きたかったのに

他に行きたかった場所とあまりに方向が違うので諦めた。

なんか呪われてるなぁ。


ミュンヘンのホテルは、あれだけ適当な英語喋ったのにちゃんと予約とれてた。

やったー。ありがとー。

さすがに3回目、4回目なので英語で電話もなんか度胸ついてきた。

つーか最初に「はい、○×ホテルでございます」みたいなこと言うのを

ちゃんと聞き取ろうとしちゃダメだな。と思った。

聞き取れなくてパニクる。(それほどヒアリングがダメなのだ。)

なのでそこは無視して

(もし電話かけ間違ってた場合

電話間違ってますよって英語でなんて言われるのかもわかんないけど

きっとなんかおかしいぞと感じ取れるに違いない、と自分を信じて)

自分の言いたいことを伝えることに専念した方がなんとかなる。

ていうか向こうがこっちのレベルに合わせてくれる。

ごめん。ありがとー。

ドイツでは英語が母国語じゃないからか、私に合わせてくれてるのか、

みんな英語がゆっくりで発音がクリアだ。



昼ごはんもタダでつけてくれることになってたけど

ホテルでぼーっとしてる気はなかったのでさっさとチェックアウトした。

シャトルバスで空港に出て、駅に向かう。

つか寒い。アムステルダム。

長袖カーディガンがないと半袖Tシャツ一枚じゃつらい。秋みたい。

ロッカーに荷物を預けたら、

帽子とアムステルダムのガイドブックまでうっかりロッカーに入れてしまった。

地図は持ってるからまぁいっか。と思ってそのまま放置。


アムステルダムの市街は空港から20分くらいって言うから近いのかと思ったら

切符買う時1stクラスか二等かを選ぶ項目があった。

ICEとかそれぽいのになるらしい。遠いのかなー。


8時にホテル出て9時にはアムステルダムの街に着くかなーと思ってたのに

空港でロッカー探してさまよって切符の買い方で迷って

どのホームから乗ればいいのか迷って

結局空港の駅のホームに降りたのが9時。


しかも目的地がアンネ・フランクの家くらいしかない。

運の悪いことに月曜はことごとく博物館が休み。

ハウスボート・ミュージアム見たかったのに。

運河に浮かんだボートが我が家なんてかっこよすぎる。

中を見たかった。出来れば泊まりたかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ