そんな大金【20XX/08/15 イスタンブール-カイセリーネヴシェヒル】
国内線の航空券は届かなかった。嘘だろーーー。
ホテルの誰ーもいないレストラン(?)で朝ごはん食べて
部屋帰って準備整えてフロント行ったら来てない、と。
フロントの電話を借りて
(Where is a telephone? と聞いたらフロント指された。
電話貸してくださいの英語も出てこない語学力。)
日本発つ前にメールで教えられた緊急連絡先に電話したら
宅急便で送ったものの宅急便会社の手違いだかなんだかで
指定した日に届かなかったらしい。
とりあえず空港のチケットカウンターで航空券を失くしたって言って
再発行してもらってくださいって言われて
ホテルの前で客待ちしてるタクシーつかまえて空港に直行。
この時点で既に飛行機出発1時間前。
タクシーの運ちゃんはおつり持ってない上に(ぼったくりか?)
国際線に連れてってくれて(国内線って言った! 絶対言った!)
時間ないのにッと思いつつ
Where is イチ・ハットラル(トルコ語で国内線のこと)?って
周りの人に聞きまくって国内線の空港に行き、
チケットカウンターどれだかわかんないからチェックインカウンターで
「I lost my ticket」って言ったら
チケット売り場行けって言われて行ったら295YTLとか言われた。
(私が買った時は1YTL≒100円)
そんな大金持ってねぇ!!
(てか日本発つ前に両替したのがそれくらいの金額)
うろたえてると、クレジットカード持ってないのかって言われて
カードで支払い。
緊急連絡先の旅行代理店のおねーさんは
2000円くらいで再発行してくれるって言ったけど全額支払い。
泣きそう。金額に、じゃなくて、
ちがーう2000円くらいで再発行してくれんじゃないの?とか
思うことを言えないことに泣きそう。
カウンターのおにーさんは、チケット見つかったら
チケットと領収証を持ってもいちど来いみたいなことを英語で言っていた。
後でもう一度旅行代理店のおねーさんに電話しなくちゃだ。
あと、航空券のリコンファーム(予約の再確認)の電話もしないと。
でも意外と言ってること判るし、
予約は無理でも当日買うなら航空券自分で買えたかもと思わないでもなかった。
そしてあれだけ焦って10分前くらいに着いたのに、
8時25分発のハズが、機内に入れてもらったのは40分過ぎ。
ルーズなのはやめろー乗る飛行機間違ったかと思うだろー。
国内線の機内で出た紅茶は濃くておいしかった。
釧路空港みたいに狭くてちっちゃいローカルな空港に降りて
客待ちのタクシーつかまえたら「カッパドキア?」と聞かれた。
そーだけどタクシーでなんか行かないよ。
オトガル(トルコのバスターミナルみたいなもの)please、
て言ったら走り出してくれたけど、
信号待ちの時に70ドルでカッパドキアまで行くよ? と
再度アタックされた。高くね?
あはは無理無理。オトガル please。
再度手を振って言ったら連れてってくれたけど、
8.8YTLくらいのところを10YTL払ってもおつりくれなかった。
‥‥ぼったくり? それともチップだと思われたのか?
カイセリのオトガルは大きくて、そしてガイドブックに載ってたとーり、
ぼけーとしてたら親切なおじさんが何処行くの? と英語で声かけてくれて、
ネヴシェヒル、と言ったら売り場を教えてくれた。
バスのチケットは7YTL。タクシー高ぇー。
 




