力を与えたい子と、里帰りすることになった(後編)
●
僕は母上をそっと下ろし、立たせた。
「大丈夫か、ご婦人」
「は、はい……」
気丈に言う母上。だがその体は小刻みに震え、目には涙が。しかもドレスはびりびりに破かれ、豊かな肢体が露わになっている。慌てて僕はマントを脱ぎ、母上に着させた。
痛ましくて、たまらない。
おのれ、よくも、よくも……!!
「レイヴン様……レイヴン様ぁあああッ!」
姉上が後ろから抱き着いてきた。
「久しぶりだなアンジェラ。お前は何もされていないか?」
「はい」
「そうか。よかった……本当によかった……」
凌辱とかされてたら、母上が悲しむからな。
そんな僕の内心も知らず、姉上は「レイヴン様、そこまで私のことを」と感涙している。
さて。
復讐の時間だ。
僕は二メートルはあるデカい傭兵に向き合った。ミスリル製の鎧を着て、剣を腰に挿している。
「レイヴンだな? 俺はベルンハルト。鬼哭兵団の団長だ」
(ああ、キティとかいう奴の兄貴か)
「なぜ貴様が、ここにいるのかは知らんが……その強さ、見せてみろ!」
ベルンハルトが抜剣し、襲い掛かってきた。
僕はかわしながら観察する。
(なるほど。『王国で五指に入る』と言われたワルターでさえ、比べ物にならないほど強い……まあ僕より全然弱いけど)
さてどうしよう。普通に殺しても溜飲は下がらないし……
あ、そうだ。
ナイスアイデアがひらめいた瞬間、ベルンハルトが叫んだ。
「やるな、ならば受けてみろ。わが最大奥義・五月雨斬り!」
「【停止】」
時間を止める。インターバルをとったため、再び使えるようになった。
僕は大きく跳躍し——再びオルガナの外に出て、駆けた。
そしてあるものを持って戻り、『変わり身の術』の要領で、僕がいた場所に置く。
時間が動き出した。
ベルンハルトが凄まじい速さで剣を五度振り、大量の鮮血が飛び散った。
「ははは、捉えたぞ——なあッ!?」
驚愕、そして絶望の叫び。
ベルンハルトが切り刻んだのは、僕ではなく……
妹の、キティだった。
僕は時間を止めて、キティ(リネット、ガルムと対峙していた)を持って戻ってきたのだ。
「あ、あにき。なんで……こんな……?」
「おお、キティ、キティ!」
ベルンハルトは妹にすがりつくが、すぐに事切れる。
僕は額に手を当てて、心の底から嘲笑した。
「なるほど、お前の最大奥義とやら、すさまじい威力だな」
「……」
「ただ威力はともかく、どういう技なんだ? 妹を召喚して惨殺する技か?」
「貴様!!」
ベルンハルトが激高し、修羅のごとく向かってくる。
その斬撃を、僕は暖簾でもくぐるように避け、間合いを詰めた。
「歯を食いしばれよ」
身体能力千倍での、腹パン。
ミスリルの鎧を突き破り、べきべきと骨を砕き、内臓を破壊する。ベルンハルトは大量の血を吐き、気絶した。しばらく目を覚まさないだろう。
(リネットを襲う命令を出したのは誰か、後で聞き出さないとな)
いちおう逃げられないよう手と足の骨を折り、ロープ(姉上に持ってきてもらった)でぐるぐる巻きにしておく。
「う、嘘だろ。一発で団長を……?」「バケモンだ。勝てるわけねえ」
ベルンハルトの部下たちが、悪鬼と遭遇したような視線を向けてくる。
(さて、こいつらや、都市に散らばってる鬼哭兵団はどうしよう)
今すぐ皆殺しにしようか……いや。
いいことを、思いついたぞ。
僕はワクワクしながら、近くにいるベルンハルトの部下達を軽く殴り、気絶させる。
続いて、町中を駆け回り……
我が物顔で暴れまわっていた鬼哭兵団を、同じ要領で気絶させていった。
ぐったりした彼らを、住民と協力して、街中央の広場に集める。復讐のために殺そうとする住民もいたが、それは止めた。
日が完全に暮れたので、篝火をたくさん焚いてもらう。
傭兵ひとりひとりを縄でつなぎ、簡単には逃げられないようにする。人数は三百人くらいかな。
(よし、始めるか)
僕は布をかぶせた台を傭兵たちの前に置いた。そこに座りながら、
「鬼哭兵団ども、起きるがいい!」
たっぷりと殺気を込めたので、弾かれたように皆が起き上がる。さすが歴戦の傭兵団。
「我はレイヴン。団長ベルンハルトは我が一撃で倒した」
「う、嘘だ!」「団長がやられるはずねえ!」
ベルンハルトはよほど信頼されていたのだろう。反論があがる。
「これを見ても、そう言えるかな?」
僕は尻に敷いた台の、布を取り払った。
そこにいたのは瀕死の重傷を負い、ロープで拘束したベルンハルト。
「あ、ああ、団長……」
傭兵の中には、僕がベルンハルトをワンパンで倒すところを見ていたやつもいる。
その話も伝播していき……傭兵たちは皆、僕を恐怖のまなざしで見つめてきた。
「さっきお前たちを気絶させたのも我だ。その気になれば皆殺しにすることなど、造作もない」
固唾を飲む傭兵たち。
「だが我は……お前たちに、生き延びるチャンスを与えよう」
そして僕は、ここにいる誰もが想像もしないことを言った。
「これから貴様らは、オルガナの住民と決闘してもらう。それに一度でも勝てたら、貴様らも団長も解放してやる」
オルガナの街を、沈黙が包んだ。
そして……
傭兵たちは歓喜の声をあげ、住民たちからは困惑のざわめきが起こった。苦情を唱えるものもいる。
「勝てるわけないじゃないか!」「レイヴン! 貴方は我々の味方じゃないのか!」
ひととおり聞き流したあと……
僕は一喝する。
「貴様らは悔しくはないのか!」
住民たちは、ビクッと慄く。
「長年住んだ街を壊され、財産を奪われ、家族を傷つけられ! 自らの手で、仇を打ちたいとは思わないのか!」
「それは」
互いに顔を見合わせる住民たち。
そして、一分ほど経ってから……
十二歳ほどの少年が歩いてきた。涙をたくさん流したのか、目が腫れている。
「僕、仇をとりたいです」
「ほう、誰のだ」
少年は、激しく嗚咽しながら、
「と、父さんも母さんも……あいつらに殺されたんです。僕の目の前で……」
そして僕は。
仮面の下で悪魔のように嗤う。
「力が欲しいか?」
「え?」
「今一度、問おう」
僕は両手を広げ、
「復讐を成すための力を、お前は欲するか?」
少年は拳を握り、絶叫した。
「欲しい。欲しいですッ!!」
ああ、なんて渇望に満ちた叫びだろうか。実に与えがいがある。
「よかろう。ならば——くれてやる!!」
身体能力を百倍にする付与魔法を、少年にかける。
そして鬼哭兵団に目を向け、
「さあ決闘の始まりだ! 我こそと思う傭兵は、出てこい!」
一人の傭兵が立ち上がった。僕が風魔法で縄を切ってやると、腕まくりして飛び出してくる。
負けることなど微塵も想像していないようだ。少年に薄笑いを向け、
「ガキが。オヤジとオフクロの後を追わせてやる。せっかく生かしてやったのに、命を粗末にしやがって」
(ほう、こいつ、この少年の両親を殺したやつか?)
少年が怒りにかられて向かっていく。稚拙な体当たり。歴戦の傭兵に通じるはずもない……
だが。
ぶつかった瞬間、まるで車にでも跳ねられたように、傭兵の体が吹っ飛んでいった。
誰もが唖然とする中、少年は傭兵にマウントポジションをとって殴り続ける。
傭兵の頭蓋骨が砕け、脳漿が飛び出したあたりで、
「勝てる」
住民の誰かが、そうつぶやいた。
「レイヴン様に力を授かれば、勝てるんだ!」
住民たちが押し寄せてくる。
子供を殺されました。妻を犯されました。財産を奪われました……
皆、力を求めている。
『大切なものを壊された復讐』という、きわめて正当な目的のために。
(ははは、そんなに焦らなくても大丈夫だよ)
僕は『力が欲しいか』がしたくて、生きているのだから。
僕は住民たちを並ばせ、一人一人に動機を尋ね、人柄を観察してから力を与えていった。無論、ふさわしくないと思った奴には与えない。
住民の復讐は次々と成され、傭兵は順調に死んでいる。広場は血と臓物の匂いであふれていた。
どんどん力を与えられて、ご機嫌な僕だが……
姉上も来たのにはびっくりした。
「アンジェラよ、お前も、力が欲しいか?」
「いえ、欲しいのはレイヴン様です。結婚してくださいっ」
いや、だから姉弟だから無理だって。
僕は頭痛をこらえながら、
「我としては、受け取ってほしいのだが」
「つまり私へのプレゼントですね!」
「……まあ、そうだ」
姉上にも力を与える。次にこういう事態があったとき、母上を守ってほしいからな。
少し経つと、姉上は傭兵の首を十個持ってきて、
「見てくださいレイヴン様、こんなに殺しました! 褒めて!」
うむ、ボディーガードとして充分やれそうだ。これで母上の身も安心だ。
広場での饗宴も、終わりに近づいてきている。
全敗の傭兵は、もはや自分から決闘に立ち上がらなくなった。それどころか少しでも順番が後になるよう争っている。
(すこし、疲れたな)
これほど沢山の人間に力を与えたのは、初めてである。
だが心地よい疲れだ。この上リネットに力を与えられたら、最高なんだけど。
僕は住民の一人に休むことを告げ、広場沿いにある小さな建物に入った。どうやら酒場らしい。傭兵に荒らされたらしく、床には酒瓶が割れて散乱している。
(まあ休憩できればいいや)
僕は椅子の一つに座り、大きく息をついた。
すると。
ドアが開いて、人が入ってきた。
(えっ)
なんと、母上ではないか。
僕が貸したマントを羽織って、こちらへ歩いてくる。
(あ、そこ、割れた瓶落ちてる。危ない)
ひやひやしながら見ていると、母上は僕の向かいの椅子に座った。
意図がわからず、困惑したが……『レイヴン』として声をかける。
「どうされた、ご婦人」
母上は微笑して、
「いくら演技をしても、わかります。母ですから」
「な、なに?」
「あなたは……アルドちゃんね」
●
私——リネットは、都市オルガナの門をくぐる。
全身に受けた傷のせいでうまく動けず、到着まで随分かかってしまった。
(今日は、不思議なことばかり)
百人ほどの傭兵に襲撃されたと思いきや、その9割近くがとつぜん消えた。先程まで戦っていたキティも、同様にだ。
レイヴン様の配下・ガルムは、私を守るように後ろからついてくる。
オルガナの大通りには……誰もいない。あるのは荒らされた家屋や店、住民の死体。あまりに痛ましい光景。
鬼哭兵団による略奪が起こったようだが、レイヴン様はどうしているだろう。
(それに、アルド君は今頃どこにいるのでしょうか……いいえ)
あんな薄情者など、気にすることはない。
私が心中で、吐き捨てたとき。
「やれ!」「そうだ殺せ!」
大通りの向こうから、声が聞こえてきた。
(戦闘が続いているのでしょうか)
住民を、一人でも多く救わねばならない。
傷ついた体で懸命に進んでいくと、広場に出た。
異様な光景が、そこにあった。
篝火で照らされ、沢山の人が見守るなか、住民と傭兵が一対一で戦っている。
普段は帳簿でもつけていそうな、痩せた男が……屈強な傭兵を、圧倒している。
「よくも俺の店を、子供を!!」
傭兵を殴って吹っ飛ばす。住民たちが熱狂し、縄で拘束されている傭兵たちは青ざめていた。
広場の隅には傭兵の死体が積みあがり、むせかえるような血の匂いを放っている。
(これは……)
付与魔法で、だれかが住民に力を与えているのだろうか?
脳裏によみがえるのは、レイヴン様の口癖。
『力が欲しいか』
——そうだ。レイヴン様が力を与えて、傭兵を殺させているのだ!
(一体なぜ、こんな事を)
近くにいた住民に、彼について尋ねる。
住民は、レイヴン様がどれほど鮮やかに街を救ったか語ったあと「今はそこにおられるよ」と広場の一角を指さした。
小さな建物があった。向かってみる。
ドアをあけようとすると、中から女性の声が聞こえてきた。
「アルドちゃん。私の可愛い坊や」
(アルド?)
オルガナに来ていたのか。『坊や』ということは、声の主は母親?
「ねえ坊や。どうしてあなたは正体を隠し『レイヴン』などと名乗っているの?」
「!?」
心臓が跳ね上がった。
(臆病者で弱いアルド君が、レイヴン様? そんなことありえません)
幸か不幸か、ドアは傭兵が破壊したのか、小さな穴があいていた。そこから中を覗き込んでみる。
金髪の女性と、レイヴン様が向き合って座っていた。
レイヴン様は、ゆっくりと仮面に手をかけ……
外した。
現れた顔は、間違いなくアルド君だった。
(!!)
私は声をあげるのを、口に手を当ててこらえた。
アルド君は、仮面をテーブルに置く。
そして正体を隠している理由を、ゆっくりと話し始めた。
「母上もご存知でしょう。この国で起きている王位継承争いを。そのために、どれほどの血が流れているのかも」
私はうつむいた。
今日のオルガナの惨劇も、それによる余波であろう。
「僕は一刻も早く『この争いを終わらせたい』と思いました。リネット様こそ女王にふさわしいと考え——王位に就くのを手伝うため、騎士養成学校へ入学しました」
私が騎士養成学校に入ったのは、アルド君——レイヴン様より後のはず。
だが底知れないレイヴン様のことだ。自分には想像もつかないルートで、入学の情報をつかんだのだろう。
「ですが表立ってリネット王女の手伝いをすれば、母上や姉上が危険でした」
「なぜ」
「このオルガナの市長は、第一王子の派閥。母上や姉上に危害がおよびかねません。ですから仮面で正体を隠し『レイヴン』としてリネット王女と接していたのです」
(!!)
なんという深謀遠慮。そして家族へのやさしさ。
(なのに私はアルド君に……『意気地なし』などと、心無い言葉をかけてしまった)
後悔で胸が締め付けられる。
アルド君の母親は頷き、
「わかったわ。貴方がそれほど立派なことを考えていたとは。ママが気づかないうちに、大人になっていたのね」
「恐縮です」
「では次の質問。なぜ外で、あんな殺し合いを? 私は怖いわ。普段は優しい街の皆さんが……」
そうだ。
住民に力を与えて傭兵を殺させ、なんになるのだろう。
だがアルド君は、よどみなく答えた。
「住民の皆さんに、立ち上がる力を得てほしいからです」
「どういうこと?」
「襲撃によって、住民の自尊心は大きく傷つけられました。僕に助けられるだけでは、深いトラウマに悩まされたでしょう」
ですが、とアルド君は続ける。
「己の拳によって町を守ること。その誇りを胸に、再起してほしかったのです」
アルド君は唇をかみしめ、うつむく。
その瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた。
「こ、この都市は、僕の愛する故郷。傷つけられた人々の心をどうすれば奮い立たせられるか、僕なりに、考えてっ……」
声が震えている。きっとアルド君は悩みぬいた末に、住民に力を与えたのだろう。
(何もできなかった私が非難するのは、間違っている)
そう。何もできなかった。
この都市を鬼哭兵団から守ったのは、アルド君だ。圧倒的な力を持つ、彼なのだ。
(アルド君は、私が王位に就くため死力を尽くしてくれていた)
正体を隠し……恋心まで押し殺して。
彼は道中の馬車で、こう言っていた。
『ねえリネット。君の「レイヴン」への恋は実らないと思う。だから別の男性を……』
レイヴン様——つまりアルド君は、私と相思相愛のはず。
なのになぜ、こんなことを言ったかというと……
(私が女王になれば、自由な恋愛など許されないから!)
当然、有力貴族か他国の王族から婿をもらうことになるだろう。地方都市の下級貴族、アルド君と結ばれるはずもない。
アルド君は私への恋心を胸に秘め、身を引くというのだ。そして私が王位に就くことを優先したのだ。
平和な国を作るために。
(なんて……なんて素晴らしい人)
あまりの感動に、涙があふれる。
彼の至誠にこたえるため、私にできることは……
●
(ふー、なんとか言い繕えたな)
母上が去ったあと、僕は再び仮面をかぶり、一息ついた。
(さすが母上。僕の正体を見破るとは)
しかしまあ、母上からの二つの問いには、我ながらうまく言い訳できた。
『なぜ服装と偽名で正体を隠しているのか』『住民に傭兵を殺させているのは何故か』……。
まさか『かっこいいから』と、『「力が欲しいか」やりたかっただけ』とは言えない。
特に前者の言い訳『オルガナの市長が第一王子派だから、リネットと表立って接触できなかった』は我ながら秀逸だ。ナイス後付け。
涙を流すのも、太ももの肉を千切れる程つねれば何とかなる。
(おかげで母上も、納得してくれたし)
最後は『一人で苦しんでいたのですね。私はいつでも貴方の味方ですよ』と抱きしめてくれた。
手袋のプレゼントも喜んでくれたし、すげー嬉しい。
(ああ、今日はいい日だ)
そう思う僕だが。
この日一番素晴らしい出来事は、まだだった。
ドアがノックされる。「入れ」というと、扉が開き……リネットが現れた。
怪我のため、オルガナへの到着が遅れたのだろう。
(さて、どう言いくるめて『力が欲しいか』の流れに持って行こうか)
そう考える僕の前で、リネットはひざまずき、
「レイヴン様、お願いがあります」
「? なんだ」
「私に、力をください」
(!?)
僕は、驚愕したあと……
仮面の下で満面の笑みを浮かべる。声が上ずらないように注意しつつ、
「心境が変わったのか?」
「はい。私はようやくわかったのです。この不毛な継承戦は、一刻も早く終わらせねばならない。その為に必要なのは、貴方から地道に剣を教わることではない……」
リネットが見上げてくる。その瞳には強い決意が満ちていた。
「圧倒的な——貴方のように圧倒的な、力なのだと!!」
(く、くくく)
なんか知らんが、ようやく……
本当にようやく、その気になってくれたか。
いいだろう。僕の全身全霊をもって、力を与えてやる。それで王位につき、この国を変えるなり、世界中に戦争を挑むなりするがいい。
どう活用してくれるか、実に楽しみだ。
僕は立ち上がり、手を振りかざす。これ以上ない多幸感に包まれながら、叫んだ。
「よかろう——ならば、くれてやる!!」
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