プロローグ 『眉間が痛いんです。』
俺は本間怠織18歳。
4歳から剣の道、いわゆる剣道を始めその才能を開花させた。
東京の一角に住んでいるんだか親が喧嘩をして離婚、父親に育てられ生きてきた。
正直親には感謝している。小さい頃から剣の道に進んでいなければ俺はこんな風に才能が見事に開くこともなかっただろう。
俺は剣道で世界大会で優勝、名門大学に進学し、可愛い彼女も作りヤりたいこと毎日してイチャコラ過ごす。
そしてラン〇やフェ〇ーリーを乗り回して沢山の子供に囲まれながらその夜にまたヤる。
そのはずだった。
なのに、何故なんだ。何故身体が動かない。まだ試合中だ、、、、
そうか、相手に木刀で眉間を突かれたんだった。
いや、待てよ。何をしたら面の隙間に木刀が突き刺さってそのまま俺の眉間に当たるんだ。
なんで木刀が俺の面の間を通り抜けて眉間に当たるんだよ。。
18歳になるまでに何度も彼女を作ってきたが俺はまだ童貞なんだ。
行為に至る前に別れてしまった。お陰様で財布の中には溢れんばかりの正方形の袋が沢山入っている。
何が悲しくて財布が膨れ上がるまで見コン〇ドームを入れなきゃならない。
誰かに譲るのか?『あ、余ってますんでこれどうぞ』ってか。
出来るか、馬鹿野郎。
あぁ俺は何を考えてるんだ。
考えても仕方ない、目が覚めるまで寝よう。そう、寝よう。。。