理不尽の公式で
人の怒りは
世の中が理不尽であるから
認められている
理不尽を背景に
人が人を守ろうとするからだ
世の中が理不尽でないなら
個人の不断の努力が
足りなかったからだと
言われるだろう
守る人は少ない
自分の名前を押し出して
守らなければならないからだ
人間社会は
伊達に構築されていないよな
吐き口を作りながら
理由も作っている
新しい物が次々と出てくるけど
果たして それに
新しい物だと
名付けて良いのだろうか
気づいたら
背負う物が
月ほどに
重たくなっていたりしないだろうか
好き嫌いに分けられる
個人の意思は
社会の何処にも
反映はされない
物理的理由と論理的理由で
それらは相殺されて
ただの石ころになる
だから
人は自由を求めた
自由であることを
背伸びするように
笑顔で使った
それで良いのだと
自ら理由を作ったのだ
そこにある物は
個人の意思を凌駕して
善悪を混ぜ合わせて
混沌になった
だからこそ
笑顔になり泣顔になり
それを理不尽に
吸収させたのだ
人間社会は
伊達に構築されていないよな
でっかい小説の中
生まれてくれば
登場人物だ
一人一人に名前を与えられる
一人一人に感情が付与される
生きているだけで
それは終わらない
ちっぽけだと思うのは
一行で終わるからだ
終わらない方法は
理不尽な社会の中にあるのさ
伊達に何千年と過ごしていない
数十年の変化は大したことない
これから起きることで
全てを書き換えるかもしれない
全てを書き直すかもしれない
それをやって良いのさ
意思を理由に
理不尽を理由に
自由を理由に
他にも沢山
理由はあるのだから
人間社会は
伊達に構築されていないよな
難しくなるようにしながら
本当は
簡単だったりするんだ
理不尽の中には
利用価値のある物が存在する
人だったり
理念だったり
他にも
まだまだあるだろう
好きなだけ使って
自分なりの快適を作れば良い
何もしないことは
何もしないを与えられるだけ
理不尽だと思うか
合理的だと思うか
自分の意思を使って
考えたら良い
何かを変化させることだけが
全てじゃない
何かを留めながら使うことも
状況によっては
変化でもある
この世界に答えは無い
それぞれの意思で
答えは作る物