第一話麻薬
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僕は、いま先輩方の後ろの席に座っている。運転しているのは徳太郎さん、名鳩さんは、爆睡している。
徳太郎
「新入り、近くでもし強盗があったらどうする、お前なら」
弘太郎
「僕だったら、その強盗を捕まえます」
変なことを言ってしまったかな?徳太郎先輩が笑っている
徳太郎
「そう言うと俺は思っていたでは、向かいますか、強盗があっている場所に」
徳太郎先輩は、アクセルを踏みパトランプを屋根に付けた。
徳太郎
「エンジン全開、しっかりつかまっていろよ〜」
名鳩
「あっもうでたのか、あいつが」
名鳩先輩は、拳銃を取り出し弾を入れていた。M36マグナムのグリップの色が違う、一般警官はクロなのに名鳩先輩のは、黄色である。
弘太郎
「何で、グリップの色が違うんですか?」
名鳩
「個性かな、それかかぶりたくないだけかいいだろーおまえのも今度改造してやる」
名鳩先輩は、楽しそうに話す。
その後過酷なドライブに耐えた僕たちが来た場所は、天神から、あまりはなれていない場所、なんか裏の世界を見ている感じがする
徳太郎
「新入りここに来た以上おれたちから離れるなよ」
徳太郎先輩の拳銃は、コルト357マグナムシティーハンターが使っている奴と同じ拳銃である、同じく徳太郎さんもグリップの色が違う、その前に、警察がそんな化け物銃を持っていることが不思議である。
名鳩
「あの店だ、麻薬の買収が行われているのは・・・新入りは、今日は見学ということでよろしく」
歩いていると、道の周辺に落ちている、紙袋たぶんシンナーを吸っていたと考える
名鳩
「これなんだと思う新入り」
名鳩先輩が、拾ったものは木の枝道に見えるが?
名鳩
「時間切れ、これは、『マジックマッシュルーム』て言う麻薬原料植物、ここら辺は、普通の巡査は来たくても来ない場所なんだ、いつ殺されるかわかったもんじゃない、ここいらでは、覚せい剤、コカイン、ヘロイン、MDMAが発見されている、ここらへんじゃ麻薬は、普通に買える。」
徳太郎
「ここで年間98人が自ら自殺したり、つかまったりしている福岡の警察たちにとってここは、行きたくない場所なんだ、だけどここに、来ればこずかい稼ぎにもなる、回収した麻薬を警視庁麻薬取締官に売れば高くつくから、俺たちは、時々ここに来るってわけだ」
弘太郎
「いいんですかそんなことをしても」
名鳩
「いいも悪いも俺たちは、警視庁に協力しているだけだ」
弘太郎
「なら、福岡県警本部にでも渡せばいいじゃないですか、近いんだし」
徳太郎
「県警なんかに渡したら、俺達が麻薬の密売人に間違われてしまうじゃないかあほ」
続く