お互いがいない未来
僕は目を開けた。ベットから体を起こす。学校に行く支度をはじめる。朝食を食べる。家のドア開け外に出て、学校へ向かう。
いつもの毎日。変わらない毎日。
でも、いつも隣にいてくれた愛花ちゃんはいない。
いつも一緒に幼稚園や学校に行っていたのに…
愛花ちゃんが、いなくなった毎日は寂しかった。
私は目を開ける。まだ見慣れない天上、見慣れない日の光……。あぁ引っ越したんだなと実感する。トクっと心臓が高鳴った。
新しい学校、新しい毎日。何もかもが新鮮だ。
今日も楽しい1日になりますように……
少し不安はあるけど、きっと大丈夫!
ふっと思い出す。駿くん元気にしているかな……
ポストに届いた手紙。今人気のキャラクターがついた可愛らしい封筒の手紙。
表に僕の名前が書いてある。
愛花ちゃんの字だぁー。僕は嬉しくなって部屋に戻ると急いでハサミを手にした。
封筒の隅をチョキチョキと切って封をあける。
中からは、封筒と同じデザインの便箋が出てきた。
『駿くんへ、
元気?私は元気だよ!
お友だちのみかちゃんがね……』
「おはよう。愛花ちゃん」
「おはよー!みかちゃん。」
私たちはご近所さんだ。
学校へ向かう時間が同じなので大体途中で会えるのだ。
「今日の体育何だろうね?」
「ん……多分。ドッチボールだったかな?」
「やったー!ドッチボール♪」
私はドッチボールが体育の授業で一番好きだ。
今日は、すっごい楽しくなりそうだよ!駿くん‼
私はここにいない駿くんに心の中で語りかけた。




