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助手

ちょっと今回ごちゃごちゃしてるかもです。

さぁて、今日はこの国の中で家を探そう。ここまで異種族と友好的な街はこの世界にほとんど無いからな。

まぁ、とりあえず今日はノワールに影変化をかけて翼とか角とか隠して行ってもらう。その間に最初の目的の便利な鳥と、家を建てるのに最適な場所を探そうかね。


散歩をしてみると、この国は本当に綺麗な国だ。緑に囲まれ、異種族との交流もあり、小川は流れ、鳥は鳴く…。ん?鳥?そちらの方にサーチをかけると、いた。奴だ。

その瞬間道から少しの土煙と共に突然消え、次の瞬間には鳥の背後にいた。そして、その鳥は肩に乗ってきた。よし、一匹確保だ。

こいつは、賢者の鳥。賢者の近くに現れ、賢者に懐くという。どこが便利かというと、こいつは周囲10キロ以内のかなり詳しいマップを表示、拡大してくれる。どんな場所でも、リアルタイムでなにが起こっているか表示してくれる。更に、遠くの仲間と連絡を取れる。映像付きで、だ。更には、会話記録まで細かく記録してくれるし、情報収集も行ってくれる。その見返りとして、賢者の側近という肩書きを欲しがるらしい。

とりあえず、こいつの情報を開示してみる。


『大賢者の鷲』


…あれ?ちょっと聞いてた見た目とは違うと思ったけどあれ?まぁ、いいだろう。


攻撃力:500

魔力:100000

防御力:500

素早さ:500

知力:20000


結構昔の私とステータスが似てるね。今は大体一桁、二桁、物によっては四桁増えたけど。

結構優秀じゃないか?


スキル

魔法(上級〜賢者級):特殊魔法以外は全種使用可能。

鑑定:相手のステータスを見ることができる。


スキルだけは少ないようだ。しかし、大体の魔法が使えるなら問題ないだろう。


固有スキル

卵産み:『賢者の鳥』を産むことができる。

第二の国:100キロ圏内のその国の人、物、モンスターまで鮮明に映し出すことが可能。鑑定もかけられる。

遠話:もともと記録していた人に一方的に状況を見たり、話をしたりできる。距離無制限

収集:第二の国から情報を常に収集する

核脳:賢者の鳥の情報を繋げて、更に広範囲を調べられる。指令を出すことも可能。


便利。賢者の鳥を大量に生産できるらしいので、ルシファーに渡す事で更に広範囲に広げて、情報収集も捗るだろう。ルシファーの仕事も減るだろうし。


称号

大賢者の側近:知力三百万以上の物の部下となる。


そうか、基本称号ってホイホイ手に入るものじゃないのか。

まぁ、かなりの上方補正が入るし。

まぁ、こんなもんかな。


第二の国を見せてくれ、と言ってみる。すると、嬉しそうに鳴いて表示した。本当に人が動いている。そこを触ると更に近くで見れるようだ。なんかこれ面白いな。

そして、空いている土地で、個人で所有できる場所をピックアップしてもらうと、あちこちから赤い矢印のようなものが出てきた。そして、値段や、住みやすさ、環境、近くの便利な店など細かく調べられている。この子凄い有能。

じゃあ、この中からベストセレクトを見せてもらう。すると、各ジャンルの一番が表示された。


ここが良いんじゃないか?と思った場所はこの国の最も高い場所に位置して、全貌が見える場所。近くに商店街や、医療場、銀行などもあり、かなり便利。しかし、ここはかなり値段が高く5オリハルコンという高値だ。

理由は、まぁ、ここに50階建ての超巨大な城が他の家三つ重ねたような石垣の上に街ぐらいの広さの庭がある。作ったは良いものの家具や、建材の材料などにこだわり過ぎて、平均生涯収入が5プラチナのこの国の誰もが買えず、ただのランドマークのような存在になっているようだ。この国の一番の金持ちだって、貯金や、資産全部売り払って使っても1オリハルコンが限界だ。


しかし、買えないことはない。なぜかって?実はルシファー超金持ちだ。まず、エリアボスっていうのは、毎月全フィールドモンスターから、年貢?を貰う。なぜなら、そのフィールドを命の保証はないとはいえ、マンションをフィールドボスから借りてる感じだ。

借りる理由は様々で、人間を食べたいから、とか、安息の地が欲しいからとか、フィールドボスになって箔をつけたいからとか様々。なので、基本的にフィールドボスは知能を持つモンスターがなっているらしい。他のモンスターはそのモンスターから溢れ出る魔力や、その場の魔力から産まれる。なので、完璧に赤の他人、というかそこら辺の虫のような認識らしい。だから他のフィールドモンスターが、自分のところのモンスターを全滅させても、基本的に気にしないらしい。

それで、始まりの大地は大家の部屋って感じだ。年に一回フィールドボスが収集されて、報告を聞いたり、そこの場所に人間が大量に攻めてきた、領地を無理やり取られそうや自然災害が起こった、領地を拡大する為に人間の国を滅ぼしても良いか?などだ。

それを提案や、解決するのも、フィールドボスの役目らしい。まさに大家だ。ルシファーは基本部下の悪魔族とかにやらせているらしいが。でも、とりあえず色々やってやってるんだから、という理由で殺した冒険者の金品だけを上納しているらしい。モンスター達はお金基本的に使えないから、喜んで差し出すという訳だ。

その結果、このエリアにある、1000以上のフィールドから、毎年1オリハルコン程集まる。しかも、ルシファーは基本的にお金集めるだけで、使わない。集めていた理由は生涯のご主人様に貢ぐためらしい。貢がせないがなぁ!?

本当にこの子大丈夫だろうか?悪い商人とかに騙されないだろうか?って思ったのは、1日前だ。

更に、自分でも、暇つぶしにモンスターを殺すらしく、それのお金もかなり溜まっている。

って訳で帰ってきたら相談しようかな。まぁ、喜んでルシファーは差し出すだろうが、やっぱりなんか嫌だ。自分の家ぐらい自分で買いたいじゃないか。モンスター千体ぐらい狩れば集まらない金額ではないし。ヒモ男みたいで嫌だ。って事で、モンスター千体狩る旅に出ることにした。

始まりの大地は幸い今魔力溜まりという現象になってモンスターが超大量発生している。ルシファーが困った顔をして、片付けるのめんどくさい…ってボソッと言っていたのでちょうど良い。










どうだったでしょうか。結構気に入らなかったので書き直したのが多かったので表現おかしくなってるかもですが、楽しんでもらえたならば、幸いです。

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