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唐突

さて、戦闘だ。とりあえず、こいつがエリアボスといえどモンスターって仲間じゃねぇの?と思ったらそんなことも無いらしい。種族が違ったら基本人間とモンスターの関係と同じらしい。彼は悪魔種、堕天使種と仲がいいらしい。他は基本的に人と一緒の感覚らしい。厨二病男子が憧れるシチュエーションではなかろうか?ゴキブリの俺にはわからない。


まぁ、そんな事はどうでもいいとりあえず、気をとりなおして最初の敵は黒くて、鬼っぽい見た目だ。オーガとかそこらへんだろうか?ルシファーよりは断然弱そうだ。それでも、冒険仕立ての冒険者が見たら気絶するレベルのビジュアルではある。モンスターらしい凶悪フェイスだ。多分村ぐらいなら一瞬で壊滅させられるだろう。


『こいつはミディアムエンペラーオーガの変異種ですね。レアですよ!こいつのドロップアイテムはかなり良いものが多いですよ!』


はっ、ミディアムか勝ったな!!!!この世界には階級がある。最初のノーネームド、これは前に何もつかない。次がロー、それで、ミディアム、俺がいるのがハイ、更にその上がエピック、通常種でも、ここを越えれば固有種となるらしい。俺がセコセコ苦労してる間にこいつはすでに固有種か、ケッ。まぁ、それは良い。

更にその中に細かく階級があって、安定の最初はノーネームド、次がソルジャー、そしてキング、最後がエンペラーだ。ここら辺は一気に飛び級することもある。

まぁ、そんな説明は程々にだ。こいつを倒そうか、とりあえず作戦としてはこいつの脳天を貫く、だ。まず、相手の背後に回り込む。相手は俺が消えたと思って周りを見渡している。そして、初速から最高速度ってことで喰らえ!!最強必殺技!!!!


『バレットォ!!!!』


敵がその声を聞く事はない。彼の圧倒的速度は、光を超え、パンッ、という音と共に衝撃波でオーガの上半身は消え去ってしまったかのようにそこから無くなっている。そのまま、ゆっくりと倒れた。


よし、いっちょあがり。なんか進化してる感じがするぞ!

すると、その普通の姿から、触覚はツノに変わり、全体的に凶悪な見た目となった。


種族はハイエンペラーゴキブリから影ノ皇帝に変わった。スキルは擬人化と、冥魔法(賢者級)が手に入った。効果はそのまんまである。

そして、称号は冥府の王:冥府を作る事を認められたものに送られる称号。この世の法となる。らしい。なんか、冥府の扉っていうのがある。そこにはなんか檻が一つだけあって、そこに近づくと微妙に動く泥人形が二個立ってるという謎能力だ。何に使うのこれ。後、固有スキルでシャドウエンペラーってのが増えた。効果は影や闇に溶け込み消えることができる。更に、相手の影の気持ちネガティブな記憶を増幅させて無限に増幅できる効果がある。どこで使うんだろうか?まぁ、逆も出来るので使えるかな?

後、影変化これはどんな姿にでもなれる。ただし、少し黒い。だけだな。


まぁ、こんなもんだ。よし、一応人にはなれるようになったな。これで村に入れるだろう。擬人化は思えばいつでも変化可能、魔力使用なし便利。


よし、じゃあ人になるぞ!!旅1日目だったな。これで剣持てるな。

そして、ついでにドロップアイテムは鬼神の大鎧のフルセットだった。なんか、装備はなかなか落ちないらしい。まぁ、フルセットがどんどん落ちたら凄い困るだろうしな。

この鎧は、このエリアでの防御力はトップレベルで付与効果で筋力上昇と重さ無効が付いている。余裕で100キロ越えの装備だ、普通戦えないが凄く良い効果付きだ。。レア度故にこれを付けている冒険者は未だにいない。見た目が名前に違わぬ鬼神感だ。赤い線と、青い線。その装備の形状は鬼神の迸る肉体のようだ。そして、それを着るために俺は擬人化をするぞ!!

さぁ、もうさっさと人にしますよ。修行編が始まると思ってたひとは残念でしたということで。

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