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豊作

今日は二話いきます。

さて、まず冒険者ギルドで登録をする。実はこれに入らないで人間が狩りをすると危ないから禁止されている。

一応くくりでは俺はモンスターなのでたいして問題はないのだが、いちゃもん回避と、これに入っているとモンスター倒すと金が手に入るという理由だ。後、ランクによってクエスト解決度合いによって定期報酬が貰えるらしい。一ブロンズを笑うものは一ブロンズに泣くぞ。


よし、ここがギルド本部か。一応これは正規ギルドではなく、国が作った独自の機関だ。故にモンスターでも冒険者になれるわけなのだが。

大きな木でできた門を手で開け入ると、そこには古き良き小さな酒場と、光を反射する小綺麗なカウンター、壁に掛けられた大型モンスターの牙に、光の国のギルドの紋章。ザ、ギルドだ。


辺りに気をとられていると、カウンターのこぶと…恰幅のいい、おば…お姉さんが話しかけてきた。


「ギルドのランク手続きかい?」


「あ、そうです。どこで入れますかね?」


「あんたから向かって右、赤色の門だよ気をつけて行ってきな」


と、ニヤリと笑った。


「ありがとうございます」


そう言って俺は、その門を開けると、そこには一匹のゴブリン。


「さぁーてぇ!!始まりました!生きるか死ぬかの戦いで名誉を掴めェェェ!ランク道場デスマッチ!!!!司会は私ゴブ二郎でお送りします!」


「一応力量を見て危なくなったら止めますので安心してください。」


「では、倒れるまで終わらないデスマッチの始まりダァアアアア!!!!」


なんか始まったぞおい。すると、ゴブ二郎は華麗な動きでスタっと、高いところにある閲覧席のようなチープな椅子に座る。これだけテンションを上げておきながら、ここは外に音の聞こえない閉鎖空間かつ、俺とこいつしかいない。


すると前の壁が動き出し、牢が出てくる。そこから現れたのは、野生のゴブリン。

野生ということは、ゴブ二郎とはまた違うと思って貰えればいい。そうじゃなければ、同胞が殺されるのを喜んで見る変態だからな。

大きな違いは、知能があるか、そして、大きく見た目が違う。まさしく、それは獣というにふさわしい話し合いのできない鋭い目をしたまさしく小さなモンスター。


それを、一瞬で痛みも感じる暇もなく、消す。微かに壁が赤に染まる。これはバレットだ。体が大きい分吹き飛ぶ範囲が広くなった。ただ、それだけ。一対一ではかなり便利な技と言えるだろう。これが効かなかった敵は今の所いない。まさに必殺技だ。


すると、ゴブ二郎は驚いた顔をしたが、微笑をして、次のモンスターを牢から放つ。

次のモンスターは先ほどとうって変わって、筋肉質の大きく赤いオーガ。ただのオーガで、地域によっては鬼と呼ばれている種族だ。一体一体解説していくぞ。


また、壁が少し赤に染まった。


すると、また新たなモンスターが出てきた。大きく雄大かつ、賢い。次のモンスターはドラゴンと言われる種族。知と力を司ると言われ、龍国というドラゴンと暮らす国もある。一応殺してもここは大丈夫か?と聞いてから、少し飛ぶ。


四箇所から小さな土煙が上がり、壁が真っ赤に染まる。


すると、ゴブリンは次が最後。こいつを出す時がくるとはな、と不気味に笑う。


すると、その奥から牢を破壊し、壁にヒビを入れ、出てきた。真っ黒な体に二つの目、赤い口が三日月のように歪む。こいつは巨夜狼。かつて伝説といわれ、大国七つを破壊し尽くし、どこかに封じられたモンスター。こいつも傘下にはいれたかったが…。


「こいつ、貰っていいか?」


とダメ元で聞いて見る。


「こいつは餌は大量に食べるし、牢は壊れるわで大変やったんや!倒さん限り仲間にもできへんやろ!!出した以上は引っ込められへん!いざ!!!!」


と、興奮したのかゴブリン訛りで喋る。ラッキーだな。


すると、そいつは、素早い動きで俺の背後を取る。つもりだったのだろう。止まって見える。そいつに、バレットを一瞬にして十発決める。しかし、核以外実態のないモンスターのようで、その攻撃はすり抜ける。なるほど、強敵だ。しかし、だ。

俺の手には、黒い大きな塊。


「これで勝ちでいいか?」


「好きにしてくれい!!!!」


と言うことで、エンペラー。いやぁ、豊作豊作。










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