コウチャ~気替わり風味~
仕事~仕事~仕事~が増える~♪
やってらんねぇ!仕事!♪(某戦国の歌舞伎者のパチスロ風に
ーーー3人称視点
「そうか、わざわざ遠いとこから良く来たな。」
そういいながら『原人姿のままの』天道が『黄色い』お茶を客人・・・弟子の2人と連れを合わせた4人・・・に注いで居た。
弟子達のパーティーを大きな円卓のある部屋に案内して適当に椅子に座らせ、自分はせっせとお茶の準備をする。
確かに間違っては居ないのだろう・・・日本人としては。
だが格好だけは大間違いである。
岩のような筋肉を晒しながら腰ミノと草履だけで給仕をする姿は凄まじいまでの違和感しか発していない。
ちなみに仮面は双角魔馬・・・黒馬との戦闘で木っ端微塵にされたので着けていない。
「ありがとうございます。師匠。」
「・・・師匠、このお茶はなんなんですか?甘い匂いがするから日本茶じゃないですよね?」
「『黄茶』だ、良かったら飲んでてくれ。お茶受けの用意をしてくる。」
そういって天道がお茶受け・・・軽く食べるお菓子等を探しに行く。
天道が扉から出て行ったのを見計らって最初にバラガンが口を開いた。
「いや、凄い人だな・・・その・・・色んな意味で。」
「何なの?あの原人っぽい格好は?確かギルド・ウォーの時もあんな格好だったわよね?
・・・仮面はどうしたのかしら?」
「まぁ・・・その・・・。」
「色々あるんだよ・・・きっと・・・多分・・・・。」
仲間2人の言に曖昧な言葉で濁すしかない弟子2人。
微妙になってしまった場の雰囲気を変えるためにジェイナが「とりあえずお茶でも飲もうよ。」と切り出した。
仲間達もそれには賛成だったらしく、黄茶に口をつける。
瞬間
『美味しい!』という女性陣と
『甘っ!?』予想外の甘さに驚く男性陣に分かれた。
甘いのが苦手なのかバラガンは顔を顰めている。
「なんだこりゃ?ハチミツか?」
「いや、ハチミツよりは甘さが薄いけど・・・甘さが抑えられたハチミツって感じだね。」
バラガンの感想をジェイルが捕捉するが、その言葉を聴いて不思議そうな顔をしたのが女性陣である。
「何いってるのよ?丁度良い甘さじゃない。」
「そうだよジェイル、少し酸味もあるけど甘いレモンティーみたいな味じゃない。」
「は?」
モフ猫とジェイナの言葉に唖然とする男性ズ。
確認のためにもう一度口にする。
ハチミツという認識しかない事を再確認する。
「味が違うのかね?モフちょっと寄越せ。」
「いやよ。ゲームだからって関節キスを許す気は無いわ。」
「じゃあジェイナ俺にちょっと飲ませて。俺のも飲んでみてくれよ。」
「おっけ~。」
流石に他人同士での交換は憚れるが、兄妹同士なのでそこまで忌避観のないジェイルとジェイナがお互いの黄茶を飲み比べる。
「ほんとだ、レモンティーみたいな味がする。」
ジェイルが驚いてバラガンを見る。
「マジでか?」
「うん、ただ風味がちょっと甘いから純粋なレモンティーって感じではないね。」
「何が違うんだ?」
唸るように首を捻るバラガンだが、ふとジェイナが不思議そうな顔をしているのを見て問うてみた。
「ジェイナ、どうしたんだ?そんな狐に摘まれたような顔して?」
「いやね?ハチミツみたいな味がしないのよ。
仄かな甘みのある・・・玉露?って感じ?」
『はぁ!?』
確認のためにジェイルがそれを飲む。
「・・・マジで日本茶だ。玉露かどうかは分からないけど・・・。」
「ジェイナ、お前一体なにやったんだ?」
「え?普通に飲んだだけだよ?」
バラガンの質問に答えたジェイナ。
更に謎が深まったと思われたが、ジェイナの持っている物をみたジェイルが首を傾げる。
「ジェイナ、右手に持ってる物だけど、それ何?」
「何って・・・マドラーじゃない?不思議な素材だけど。」
それを聞いたモフ猫にピン!と来たものがあったようだ。
「バラガン、マドラー・・・ソーサーに添えてある混ぜ棒使った?」
「いんや?そんなまどろっこしい真似はしねぇよ。」
「ジェイル?」
「俺も使ってないな。少し冷ませば飲めそうだったから・・・。」
それを聞いたバラガンがマドラーで自分の黄茶を掻き混ぜる。
そして少し口に含む。
「味が変わった。・・・なんかコンソメスープみたいな味になった。」
「ほんとだ。こっちはウーロン茶みたいな味になったよ。」
『どうなって』「んだ?」「るんだ?」「いるんだろう?」「いるのかしら?」
弟子パーティーは暫く頭を悩ませた。
作者「DDONのクローズドβで盾やることが決定しますた。だが初日は仕事でできないという罠を喰らいました。」
天道「なんで火力よりそっち選んだのかねぇ?」
作者「たぶん盾が一番少ないだろうからに決まってる。」
天道「だから何で選んだんだよ。」
作者「やってる奴が少ない→同じ奴が居難い→ノラPで拾って貰える確率があっが~れ!!・・・って感じ?」




