戦勝パーティー~・・・の裏側編~
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投票型ですので良かったら読んでみてくださいませ。
ドラゴン・ナイツとの戦争後の夜の時間帯。
『王蛇の蟲毒』のギルドホームにて、どんちゃん騒ぎが行われていた。
農狂と王蛇のギルドメンバーとその他数名のゲストを招いての打ち上げは、農狂が作った鍋と酒のせいで完全にお祭りモードに突入していた。
鍋は猪から始まり鴨(のような生物)・熊(暁顔・覚醒種に殴られて狩られていたもの)・兎など多岐に渡る。
むしろ人数多いし、とりあえず大量に作っちまえという理論で以って会場に大量の料理が供給される。
飲み食いしているのは王蛇の大半のメンバーと農狂の3分の2、そしてゲストとして御呼ばれしているミハエルと王蛇の関係者(リア友など)だ。
農狂の中でも生産に狂った連中は、調理場で戦争を繰り広げていた。
「米炊けたぞ!蒸らし@10分!」
「熊、これで終まいだ!」
「タックル・チキン仕留めてきたぞ、解体せる奴居るか!?」
「アンソニー、鶏の解体よろ!鉄鬼、俺の農場行ってる奴等についでに唐辛子採ってきてくれって伝えてくれ!」
全体の指揮を執っているのは天道だ。
天道自身は鬼気迫る勢いでメインとなる料理や急ぎで必要な物の仕込みを行っている。
ほぼ焚き火と言って良いレンガを積み上げて作った簡易コンロ(?)の上で中華鍋を躍らせている・・・・・・大地の化身セットのままで。
「ちっくしょう!なんでゲームん中でリアルの仕事をする羽目になってんだよぉぉおお!!」
「テメェが1番美味いもん作るからだよ。」
「お手伝いくらいはしますからキリキリ作ってくださいね?」
「ファァァアアアアアアアアアアアアック!!」
天道の心からのボヤキに対しての鉄鬼とアンソニーの対応は自分達のギルドマスターに対する接し方として間違っていると思っても、農狂では日常的なことなのでスルーされる。
他の料理のできる面子は白い黒兎と覇徒ポッポだけだ。
だが、黒兎の方はキチンとしたコンロでの揚げ物などが担当であり、覇徒に至っては酒のツマミ程度の物しか作れないという弱点があった。
「くそぅ、こんなことなら料理スキル持ちを増やしておくんだった。」
天道のその言葉は正論でもあった。
というより普通の料理を作る程度なら料理スキルなど要らないのだ。
農狂の野菜を買って行った者の問い合わせで発覚した農狂の生産物の問題点。
つまり2個以上の農狂産作物を使って料理を作ると料理スキル無しでは絶対に失敗するというものだった。
簡単な話である。
農狂の作物の3割は天道が『錬金術』を使って作った『普通は存在しない物』。さらに残りの4割も、そういった物が勝手に繁殖・こう配を重ねた結果発生した『異常な植物から発生したナニカ』であるからだ。
つまりシステム的な解釈で言うなら『料理経験が無い者には扱えない食べ物』なのだ。
河豚のように捌き方を知らなければ死に至るような物ではなく、世界三大珍味のように『どんな料理が作れるのか分からなければ勿体無い』食材に近いことだけは救いかもしれない。
例えるならキャビアをすり潰してから使うような・・・フォアグラを茹でて脂肪を落としてから使うような・・・トリュフを他の香りの強い食材を一緒に使うような・・・そんな使い方である。
まぁもっともそこまでは高くないのだが。
つまり『料理スキル』を持っていて、『農狂の食材を良く知っている』上に『美味い料理』を作れる者。
そこまで合致したのが3人しか居なかったという訳だ。
それが天道の仕事量を増やしている原因だった。
「後輩君でも良い!ヘルプミィィィイイイイイイイ!!」
そんな事を叫んでも手伝いは来ない。
頑張れ天道、仕事はまだまだ追加されているぞ!!
作者「3月めぇ・・・・」
天道「なんか怨みでもあんのかよ?」
作者「ちょっとな・・・2月って日数少ないから給料もちょっと減るんだが、そんな時に限って欲しい物が重なるんだよ・・・。」
天道「あぁBFの新作とフロムの新しいデモンズ系統の作品か。」
作者「作者的にはフロムのが優先度高いんだが・・・こういう時フロムゲーって問題多いじゃん?発売日延期とか致命的なバグとかで。」
天道「そう言ってもお前・・・ダクソん時とか協力無しでオンスモ倒すのに必死こいてたり、霧・歩み・結晶盾相手を正攻法で殺す方法を顔真っ赤にしながら考えてたり・・・結構楽しんでたよな?」
作者「・・・・・・・・・。」




