農業狂慟組合~アンソニーの場合~
ちょい更新頻度落ちる可能性があります。
お盆ェ・・・・。
少し時は遡る。
アレはそう・・・・2週間前だった。
「まいったなぁ。」
俺はある問題にぶち当たったのだ。
「一張羅だったんだが・・・。」
俺の目の前には無残な襤褸切れが広げられていた。
・・・・俺の作業着の上着だったものだ。
マッスル・アップルが成長しきって落ちたのを見て『なんだ、普通に収穫できるじゃん。』とか思って近づいた。
そしてポージングを決めていたマッスル・アップルの実・・・というなのガチムチピク○ン(赤)の筋肉が一瞬でパンプアップ、つまりは膨らんだのを確認した1秒後に弾け飛んだのだ。
その威力たるや手榴弾に匹敵するであろう爆発とマッスル・アップルの超硬質化した破片に身体中を貫かれて俺は死んだ。
農業始めてからそろそろ70回近く死んでるがそれはまぁ良い。
そのダメージのせいで作業着が寿命を迎えたのが問題なのだ。
ちなみに錬金術で軽く補修する事なら出来たのだ。
まぁ暁顔の『加える』特性を使って布地を加えて再生させてたのだが、アイテムとしての名前が『襤褸布になった作業着』となってから加えても襤褸糞なままになってしまうのだ。
・・・しかも服屋は無い。
最初に着ていた服やズボンは2~4面の荒地にゴブリンを撒く時に裂いて汚れが付かないようにする為に使ったり、作業着の補修をする時に使ってしまったのだ。
しゃ~ないか。
そう思って襤褸になった上着を羽織って街に行こうと歩いていた時である。
「何かあったんですか?」
そう聞いてくる奴が居たのだ。
顔を向けるとそこにはセ○ールが居た。
「いや、悪いな。
直るとは思って無かったよ。」
「いえいえ、流石に可哀想でしたしね。」
セ○ール似の青年の名前はアンソニーと言うらしい。
農業をやっているが本業は裁縫系の職人を目指しているそうだ。
・・・顔とやってる事が合ってないと思うのは俺だけなのだろうか?
まぁそのアンソニー君の腕は確かだ。
襤褸布になった作業着が元通りに直ったのだ。
「まぁ御代は頂きましたしね。」
「あんなもんで良かったのか?」
御代としてあげたのは2面で出来てしまったが使い道がなかった『豊作綿花』である。
この綿花、繁殖力が異常に強くて扱いづらいのだ。
なんで1粒だけで2面の畑の1/3を占領したのか理解に苦しむ。
ちなみに御代として糸や綿が採れるような植物の情報が欲しいと言われたのだが、試しに1粒出してみたら物凄い食いつきだったのだ。
そして、効果を実証すべくアンソニー君のとこの畑にお邪魔してます。
まず3面あるが1面だけは唯広い畑だった。
後は半分位の面積の畑が2面あって、そこで野菜アイテムを育てているそうだ。
ちなみに生きている植物だが、俺のとこの1面と同じで面白みのない生き生きとした野菜だった。
・・・つまらん。
しかし、広い畑の方は荒地から開墾した畑だったのだ。
これには驚いた。
そして、俺も手伝って畑に肥料アイテムを撒いて耕す。
そして畝を立てて、アンソニー君が1粒だが種を植えた。
そして水を掛けるとアラ不思議。
見る見る種が大きくなるではありませんか。
眼を見開くアンソニー君。
何時も通りの俺。
そしてある程度大きくなった所で、種が爆発した。
アンソニー君は驚いて引っくり返ったが、俺は始まったな~というくらいしか感慨が沸かなかった。
爆発した種が放出したアホみたいな量のタンポポに似た綿毛が畑に撒かれる。
そして直ぐに芽吹いていく綿花の群れ。
綿花には葉っぱで出来た脚が生えているのだ。
普通の綿毛とは誰も一言も言って無いよ?
天道「ちなみに結構『モンスターより植物のが強い希ガス』って言われてるけどそこんとこどうなんだ?」
作者「ピンからキリまであるよ。ちなみに最前線には植物より強いってか厄介な能力を持ったモンスターも居るし正確にはどっちが強いかとは言えないよ?」
天道「例えば?」
作者「物理攻撃が効き難いスライムとか逆に魔法が効き難いライオンとか。」
天道「スライムって雑魚じゃね~んだ?」
作者「核なんて無いしね?つか化け物に人間の都合押し付けるのは良くない事だよ?」
天道「流石、人間同士より異種k」
作者「ストォォォオオオップ!?」




