これは野菜ですか?~そうに決まってんだろjk~
もうちょいジャスっち視点続きます。
ーーーージャスティス視点
嵐は去った。
まぁ譬えだが。
我輩の前を歩くエンプレスは大層ご機嫌であった。
「いや~、今日は空いてて助かったわ。」
「2人だけで鬼のように買っていたのであるが?」
我輩の言葉が気に入らなかったのか膨れっ面をこっちに向けて、甘いわよと言った。
「今日は特別空いてたから大量にゲット出来たのよ。
最近、ちょっと出荷自体が遅くなってるみたいだから、狩りの時間と被るようになってるのよね~。」
「それはありそうな話しであるな。」
実際に我輩は遅れたゆえにこうして来てる訳で・・・。
「それはそうと『真の野菜』とはどういう意味であるか?」
「こういう事よ。」
そう言って取り出したのは・・・ジャガイモ?
ポイッっと投げてきたソレをキャッチする。
「食べ物を投げるのは感心しないであるぞ?」
「いいから食べてごらんなさい?」
・・・・生で?
我輩の雰囲気で察したのか、もう1つ取り出して齧りつくエンプレス。
パリッと良い音が聞こえた。
租借し終えると、我輩も食べるように促してくる。
恐る恐る齧ってみる。
まず土の匂いはしない・・・綺麗に洗われているのであろう。
生で齧った筈なのだが、エンプレスの時と同様にパリッとスナック菓子のような歯ごたえと蒸したかのようなホクホクした実の旨味。
「な・・・なんだ・・・これ?」
ロールプレイが吹っ飛んだ。
生の癖に調理されたような旨味を持つジャガイモ。
こんなジャガイモ初めて食べたぞ!?
「どう?美味しいでしょ?」
前屈みのような姿勢でドヤ顔で聞いてくるエンプレス。
っく、巨乳の有り難味がドヤ顔のせいで分かり辛い・・・。
「美味いな・・・。
だが・・・・これジャガイモなのか?」
そこが疑問なのだ。
長期保存できるが、芽に毒素があるため航海時代には『悪魔の食べ物』とまで言われた野菜なのだ。
しかもポテト自体の味と風味は意外と壊れ易い。
つまりはデリケートな食材なのだ。
他の食材の陰に隠れてしまうほどに。
それなのにこの強い主張。
正直、ジャガイモという区分であるという事の方が違うという感じがする。
これは『悪魔の食べ物』では無く『天使の贈り物』といった印象すらある。
「ジャガイモよ、一応だけどね。
あ、後気を付けてね?
ソレ、踏むと爆発するから。」
は?
「チャリオットが溢したのよ。
それを踏んで地面の肥やしにでもなるかと思ったんでしょうね。
結果は大爆発だったけど。」
「ダ、ダメージは?」
「即死よ、即死。
慌てて生産者に問い合わせしたら『人が丹精込めて収穫した物を踏んだ代償だろjk』って答えが返ってきたわ。」
チャ、チャリオットは全身鎧を着た前衛戦士なのであるが・・・。
より正確に言えば近距離では盾とメイスで戦い、中距離では魔法を撃つタイプの魔法戦士か。
金属製の全身鎧のせいで攻撃魔法は威力が減る・詠唱時間が長くなるとデメリットが多々あるが『戦車つったら強力な1発だろ!』と言って聞かないのだからしかたあるまい。
まぁ言ってしまえば『ギルド内で1~2番目に堅いビルドで全身鎧を着込んだプレイヤー』なのだ。
それが1撃死・・・。
野菜とはこうも恐ろしい物だったのか・・・。
天道「丹精込めて作っては無いが、収穫する時は命賭けだぜぃ。」
作者「ちなみに色んな人の疑問にある『野菜が強すぎる』って件はこの馬鹿が錬金術なんぞ使って色々弄ったからこんな事になってるんだYO☆」
天道「まぁ反省なぞしないがな。普通は生産できないんだろ?」
作者「運営的にはこの短期間で中級農業まで行く馬鹿がいるはず無いと高を括ってた模様。なのに変大国日本の血を舐めてる結果だよね?これ。」
天道「まぁレアメタルの値段吹っかけたりそれを脅しに使うような屑の考えを『代用品を作る』とかいうふざけた方法で乗り切るような御国柄だからな。」




