お師匠さん爆誕!
寝てました!さ~せん(;゜Д゜)
さて、数回痙攣してた気がしたが、ほっとくとして。
ジェイルの方は最後の〆に喉の辺を脚で押さえて逆手持ちにした長剣で刺しまくってる。
刺す速度も良い調子だ。
刺すと硬直して抜けなくなることがあるからな。
高速で抜き差しするか、1度深く刺しなおすかすると抜けやすくなる。
ジェイナの方はもう終わってるな。
少し見てたが、両目を刺して金的とか容赦なくね?
・・・まったく誰に似たんだか。
・・・・・・・ん?
黒ずくめ達ご一行をPKKしちまった訳だが、所持金がちょっと増えてるな。
しかも外套が落ちてる。
・・・・あぁそういやジャック君がナイフ買うとき言ってたっけ?
殺した奴のアイテムを売った金だって。
ふむ、つまりあれか?
普通に死んだ場合装備品はロストせず、インベントリからアイテムが消失するが、PKされた時は装備品を1つドロップする・・・・。
これはひょっとして?
「ジェイル、ジェイナ。
そっちの奴等なんか落としたか?」
「こっちは大鎚落としてますね。」
ジェイナの方は武器をドロップしたようだ。
「ぎゃぁぁああああああ!!」
パリンという音と汚い断末魔を上げて砕け散ったPK。
「ふぅ、こっちは籠手みたいです。
・・・なんか微妙に品質が良いのが気になりますね。」
ふむふむ。
「それ多分だが、前線組の物じゃないか?
俺が寝かしつけた呆けナスが『1級品』だなんてほざいてたからな。
恐らくは、モンスターと戦ってる所を後ろから不意打ちして殺して奪ったとかじゃね~かと思う。」
じゃね~とこんな糞PSの奴等がそんな良い装備買えるかな?
「まぁ済んだ事だ。
さっさと行くぞ?」
「あ、待って下さいよ師匠!」
・・・・・・・ん?なんか今可笑しい単語が?
「ジェイル、今なんつった?」
「え?師匠って耳遠かったですっけ?」
「ジェイル、違うわよ。」
そうだ、ジェイナ言ってやれ。
「師匠が行くぞって言ったら直ぐに着いて行かなきゃ!ね?そうでしょ師匠?」
ちっが~~~~~う!!?
そこじゃない!そこじゃないんだ兄妹よ!?
「何で呼び方が『天道さん』から『師匠』になってんだよ!!?」
『あ!』
・・・・・・テメェ等、気づいてなかったんかぃぃぃいいいい!!
「ま、まぁ細かい事は気にしちゃ駄目ですよ師匠!」
「そうですよ師匠!」
「・・・・勝手にしてくれ。」
元気で無邪気な双子の笑顔はオッサンには少し眩しかったとだけ言っておく。
こうして俺は首都に辿り着いた。
2人の自称『弟子』を連れてだが。
天道「最近どったん?」
作者「バイトの子の都合で仕事が増えて疲れた。」
天道「そう言いながら他のなろう小説読んでニヤけたりダクソ2やってるよな?」
作者「・・・・・・さ~せん(;´・ω・`)」




