男達のスキル談義
眠いので短めです
俺のステータスと比較するとSTRとAGIは真逆に近いがそれ以外は俺が勝ってる。
アレ?
でも、そうすると俺の方がVITが高いのだが、被弾数はこっちのが少なかった筈だ。
むしろパイルドライバーや膝を思いっきりぶち込んだのだから先に向こうがくたばって無いと納得がいかんぞ?
「ちなみに天道さん。
今の戦闘で『喧嘩術』ってスキルが手に入ってませんか?」
「いや、喧嘩術なら元々持ってる。
だがステを比べるとジャック君が沈まなかった理由が分からん。」
「それはそうでしょう?
喧嘩術は『素手』の攻撃力への補正なんですから、『蹴り』や『組み技』『投げ技』に補正が乗りません。」
あぁ!成る程な!
そう考えれば俺の攻撃はマウントに行く時の鉄拳と最後のクロスの時の1発だけだったな・・・。
だが待てよ?
「でもVIT的には俺の方がタフなんだよな?
STRの高さ的にこっちが断然有利だった気がするんだが?」
実際、ジャック君の3倍増しだ。
比べる程度が低いが、それでも1発の威力はこっちのが上じゃないのか?
「それは僕の攻撃には全部補正が掛かってましたからね。」
ぱ~どぅん?
「・・・その顔止めてくれませんか?
何故か頭の可笑しい子として見られてる感じがします。」
「おっと、それは失礼。」
「補正が掛かってるのは簡単な事です。
僕のは『喧嘩術』ではなく『格闘術』だからです。」
「もう発展してんのか!?」
「格闘術は簡単ですよ?
『喧嘩術』を持っていて、モンスターを最初から最後まで武器を一切使わずに10体倒せば進化・発展します。
能力的には拳と蹴りの補正が2倍、投げ技・組み技といった技も1・5倍の威力補正ですね。」
・・・そういや俺、まだ街から出たことなかったな。
むしろ200m圏内で篭ってた気がする・・・・。
「ちなみに言いますと、10km程走り続ければ『耐久走』、モンスターを倒した後で次の獲物に向かって10回走れば『ダッシュ』、街中を真っ直ぐに一定距離を走れば『フリーラン』が取得できますよ?」
メモメモ・・・・。
「他にも『ステップ』『スプリント』などもあるそうですが、まだ取得出来て無いので・・・。」
( ´・ω・`)フム?
「ステップだったらアレか?反復横とびとかか?」
「え?」
「え?」
何だ?・・・おっさん余計な事いったか?




