ホラー君(仮)の本当の名前とステータスとスキルの話~イスカンダルへの大暴投、王の鮮血降臨~
この話は「釣りキチ三○」の錘飛ばし大会の100倍以上もの大暴投が含まれます。
5部のボスの幽波紋の能力を存分にお使いください。
なお暴投話には1部の人に『嫌悪感』等を与えてしまう話しとなっています。
読まなくても進めるのでマジで王の鮮血をお使いください。
両者ノックダウンから3分後ーーー
「いやぁ、本当にお強くてビックリしましたよ!」
ちょっとテンションが高くなったホラー君(仮)と飲んでます。
酒じゃなくてポーションをだけどね。
ちなみに味はレモン味に近い何かだが、多分純粋なレモンっつか柑橘系じゃない・・・ちょっと微妙にコレジャナイ感がある。
「ホラー君程じゃないさ。
俺のは喧嘩の延長だからね、連続技とかは苦手なんだよ。」
俺が強いのには訳がある・・・・・って深刻な話でも無いが。
まぁ簡単に言って苛められっ子にならない為の方法だ。
簡単な事で『強いと認識される事』なのだ。
「アイツは喧嘩が強い。」「アイツ、○○と殴り合いしたらしいぜ。」こう言う話は弱者を苛める連中程、良く信じるのだ。
苛めってのは何故起きるかって~と、俺は『負け犬が手当たり次第に噛み付いてるだけ』そう思うのだ。
家庭環境・教育への反発・周囲の自分より良い人間
この3つが苛めという行動を取る原理だと俺は思っている。
ーーーーーーーーーーーーーー『王の鮮血』ここからの時間は吹っ飛ぶ!!
家庭環境は正直どうしようも無いので諦めているが、そもそも『家庭環境が悪い!』って言っても『どう』悪いのか・・・なんて他人には分からん。
本人の思い込みにしろ、親の教育方針にしろ家庭環境なんてものは『他者には他者の感じ方』があるのだから本人が悪いと言っても他人には良いものかも知れない。
誰がどう感じるか等、結局本人にしか分からないのだから。
教育への反発ってのはもっと簡単だ。
社会へ適合出来なかっただけの話だ。
頭が良い・頭が悪い『そんな事テストなんかで決められるはずが無い!』そう思うのは勝手だろう。
だがこうとも言える。
『教えられた事を出来ない奴に仕事なぞ勤まるか?』
企業がテストの評価を気にする事なんて尤もな事だろう。
『教えられた事が100点万点じゃなくても出来ている奴』と『教えられても出来ない奴』どっちを企業は欲しがるかな?
残酷なようだがそれが『日本の人間社会』であり、極論するなら『付いて来れない奴が悪い』というだけの話だ。
進化に付いてこれずに絶滅した動物に人間は『可哀想』と言う。
それを『同族』に言わないだけで根本的には同じだろう。
淘汰されたくなければ『努力』するしか無いのだ、その努力を怠ったからこそ『底辺』と呼ばれる存在になるのだ。
呼ばれたく無いなら努力しろ『努力しても無理だった』なんてセリフは努力して無い奴にしか出てこないセリフなのだから。
自分より良い人間、こんなもの説明の必要も無い。
『自分より優れた者への嫉妬』これに尽きる。
『嫉妬』自体は悪い事じゃないと俺は思っている。
むしろ『嫉妬』なぞ言い方を変えてやると前向きな奴が好きな言葉になるのだ。
そう『チャレンジ精神』だと。
「自分より優れている?でも追いついてやるよ!」こういう奴はスポーツ選手に多い。
嫉妬の矛先が違うのだ。
そうするとアラ不思議、『嫉妬』なんて言われなくなる。
『憧れ』『羨望』『夢』どれも良い言葉になってると思わないかね?
だがその『嫉妬』が『自分の自尊心の保護』に矛先が向いた瞬間、人は容易く『卑徒』になる。
そして自らの自尊心を保つ為に苛めを含めた『非行』に走るのだ。
そしてその下種共が標的にするのは『大人しくて、自分の事をあまり出さない人間』だ。
つまり『強くて、自分の集団を持ってる人間』には襲い掛かってきにくいのである。
だからこそ少しだけでも肉体を鍛え、小手先のちんけな技でも覚えた人間でも『強い集団を持つ人間』等と言葉を交わし拳を交えるとどうなるか。
『強い』と誤認されるのである。
ただ誤認などとは言ったが、弱い等とは一言も言ってはいない。
そして自分と同じような人間を惹き込めば『集団の顔役』となるのだ。
そうなると苛めというのは起こるにしても規模はたかが知れる程になるのだ。
下種共はどれだけ増えようとしても、一定以上には増えれないからだ。
増えようとすれば学校では『停学』『退学』という自浄機能が古株になるほど働きやすくなるからだ。
調子に乗った古株程『小悪党』という言葉が似合う存在も少ないだろう。
そして調子に乗った者の末路など言うまでもない。
まさに『イタチの最後っ屁』である。
ーーーーーーーーーーー脈絡外れ~イ~スカンダルへ~は~るば~るき~た~ぞ~!
話がイスカンダルにまでぶっ飛んだ気がするが、王の鮮血でも使って飛ばしてくれ。
まぁなんにせよ『覚えた技術』など簡単に忘れれないモノなのだ。
「ホラー君ですか?」
首を傾げるが君の事だからね?
「いや名前聞いて無いし、スプラッタ系ホラー映画の怪人みたいだったからさ?」
そういうと手をポンっと打って
「そう言えば自己紹介してませんでしたね。
僕は『ジャック』と言います、貴方のお名前は?」
「俺は『天道蟲』と書いて『テンドウチュウ』って読んでくれ。」
「テントウムシでは無いのですか?」
「昔の名残でな、最初はテントウムシって呼ばせてたんだが、仲の良い連中から『テンドウ』ってのがあだ名になっちまってな。
それ以来、俺の名前は『テンドウチュウ』なのさ。」
ほ~っとホラー君(仮)改めジャック君は感心している風だった。
「それにしてもジャック君、君タフ過ぎじゃないかね?
正直、頭と首を防御しててもパイルドライバーで終わりだと思ってたんだが?」
そこだけは腑に落ちない。
ジャック君は「あぁそれですか?」というとステータス画面を開いて見せてくれました。
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Name:ジャック
Class:『』
STR:3
VIT:11
AGI:12
SEN:5
INT:1
RES:0
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ジャック・・・・君アサシン系じゃないの!?
なんでこんなVIT高いの!?
「VITが高いのが驚きって顔してますね?」
っぐ・・・顔に出てたか。
「理由としてはAGIを鍛えるのは戦闘技能ではなく、特殊技能だからですよ。」
「特殊技能?」
「はい。
スキルは大きく分けて4つに分類されています。
『戦闘技能』『魔法技能』『生産技能』『特殊技能』の4種類です。
まぁまだ見つかって無いカテゴリー技能もあるかもしれませんので絶対とは言いませんが、現状はこの4種だけですね。」
そう言うとジャック君はナイフを取り出して俺に渡してくる。
俺は『鑑定』スキルを使って簡単に見てみるが、APが3しか無い。
名前も『ビギナーズ・ナイフ』だし。
「やっぱり情報を見るタイプのスキルを持ってますね?
それも特殊技能でしょうが、特殊技能にはユニークな点があります。」
そういって何らかのスキルのアーツを発動させたらしい。
明らかに存在感が薄くなった。
「これは『隠密』スキルの『隠れ身です。
これも特殊技能なんですが、これから発展させる方法が分からないのですよ。」
そらまだ情報出て無いからね?
「ちなみにヒントすらありません。」
「なに?」
「自力で方法を見つけないと身に付かないスキル、それが特殊技能なんです。
そしてAGI関連は大体が特殊技能でして、見つける為に色々と行ったのですよ。
街道を全力疾走したり、街中をフリーランしてみたり、耐久走を倒れるまでやってみたりと・・・・。」
「・・・それはご苦労様。」
ジャック君・・・文字で表してみよう。
『純粋』なんだね・・・・君。
ちなみに作者のとった方法がコレです。
学年の顔役達とボクシングやプロレスをやってましたw
今でも偶に飲みに誘われますw




