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メンタルつよつよ赤ずきん その3
「へぇー、悪いオオカミねぇ…。私のシマを荒らしてくるなんてどえらい度胸あるじゃん?新しいカーペットが欲しかったところだけど、それじゃ面白くないしなー」
カゴに入ってるお見舞いのぶどうをもしゃもしゃつまみ食いしながら歩く赤ずきん
ふと足を止めて可愛らしい?笑顔を浮かべます
「あ、いーこと思いつーいた!えーっと」
そしてカゴに入れたポイズンアップルファンを取り出します
「もしもし、ばぁば?うん、私。今からお見舞いいくんだけどさー、ちょっと今から離れの方に移っといてくんない?予備のパジャマ母屋に置いといてね。あ、そうそう、私たちがいつも泊まる方。え?病人に移動しろとか酷なって?病気っつったってぎっくり腰だし、もうほぼ治ってんじゃん!やいやい言わないでよ。理由?それはね…」
「まずはこれでよし、えーと、次はっと」
彼女のおばあさんと電話を終え、すぐにまた違う連絡先を探します
電話をいくつか終えた後、赤ずきんは改めておばあさんのうちにむかうのでした。