表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
My dear Benjamin!  作者: 木野晴香
8/9

8 タイミング

タイミングは大事である。

しかし社会人はそうもいかない。

出したいときに電車に乗っているとか、会議の最中だとか、もうすぐ宅急便が来るとか、そういう業務の都合ですぐにトイレに行けないことが多い。

そして、その合間を縫ってトイレに行けとたとしても、「しにくい雰囲気」というものがトイレにはある。

わたしはまず、他に人がいるとだめだ。

女子トイレということろは、トイレのくせに入りびたる人が結構いて、昼休み後に歯磨きをして化粧をして、顔をじっと見つめてと、30分くらいトイレの中にいるヤツがいる。

お前の部屋じゃねーよと悪態つきたくなったりする。

だっておかしいじゃないか。本来の用途で入っているのに、音や臭いが出ないかと気になって任務が遂行できないとか。

大をあきらめてそそくさと個室から出たとしても、手を洗いたいのに鏡を見て恍惚としているお姉さんに洗面台をふさがれていたりもする。

おかしいじゃないか。トイレで手を洗うのに、迷惑そうに譲ってもらわなければならないなんて。

延々化粧してるだけなら、個室にだれか入った時点で横に避けてくれといつも思う。

そういう顔をして洗面台を譲ってもらう。


そして手を洗いながらl「何時に来たらゆっくりできるかなあ」と考える。

しかし後で来たときには、デソウの雰囲気すらなくなっていて、結局雰囲気が盛り上がってくるまで待ち、そしてトイレで滞在者をみつけ・・・

タイミングよく職場で出すのはとても難しいのである。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ