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とある書き手のエッセイ集

エッセイを書き始めた結果、就活に強くなった件〜誰もが通る道を、楽しく解決しよう!〜

作者: 空野 奏多

 皆のものー! 就活経験はあるかー⁉︎


 まだない諸君は未来のために。ある諸君はまぁ共感として。そしてこれからしようと思ってる諸君は、ぜひ聞いてほしい。


 私はしがない、なろうを漂う書き手です。

 ビッグセールスマンでもないし。

 面接官経験があるわけでもない。


 ないんだけど……私はエッセイをまぁまぁ書くんですよね。


 あ、知ってる方はまた読んでくれてありがとう! 知らない方はそうなんだと思ってください! (数えたら今は54作あったよ! エッセイ書きの中ではまだ序の口だよ!)



 さてそんな私なのですが。

 転職経験もあります。

 そして大体畑違いなとこばっか受ける。



 転職した事がある人ならわかると思うのですが、転職というのは似た職の方が受かりやすいものです。ノウハウあったりするからね。経験者優遇なのは、どこもそうでしょう。


 そして初めての就活の時も言われたと思うんだけど……エントリーシート(履歴書)30枚書いて、受かるのは2、3社とか言われます。酷いと履歴書が通るのは〜って言われる時もあるかも?


 しかもね、今は大転職時代。

 転職の海に乗り出して行く人も多いです。

 キャリアアップって言葉みんな好きよね(偏見)


 それはね、なろう界隈の人間も同じなのよ。小説家になりたい人も多いけれど、兼業小説家も多いんです。あと趣味(小説)のために時間取りたいから転職する人とかね。


 どちらにせよ、とりあえず就職してる人は多いんですね。生きるのにお金は必要だからね……。ということは、なろうにいたって大抵の人は就活するんですね。




 しかし航海してから後悔する人も多い。(迷言)




 就活はねぇ……精神力と忍耐力が必要でしょ? そしてなにより……。




 『 ア ピ ー ル 力 』




 これがなければなりませぬ。

 知らぬ存ぜぬではなりませぬ。

 だって就活は戦争(きょうそう)だから。



 特に、なろうの住民はそうなんじゃない?



 なろうの民って、非核三原則みたいな人多くない? よく言えば平和主義(やさしいひと)なんですけど、それはつまり戦争(しゅうかつ)には弱いという事ですね。たまに血も涙もない爆弾魔(とりあえずひはんしたいひと)もいますけれども。


 さて、ここで私なのですが。




 私ね、エッセイ書くようになってから、めっちゃ就活強くなったんですよ……!




 具体的に言うと、新卒の時は30社受けて本当に2社しか受からなかったんだけど(笑いたまえ)、今は3社以内には絶対受かれるよ。業種違ってもね。


 ちなみに、アドバイザーとか使わない。

 だって私の方がうまいんだもの。(え?)

 あの人たち、畑違うと苦笑いするしね。


 それはまぁ仕事としては当然で、費用対効果(コスパ)が同職の方がいいからだよね。同職に転職したい人は有効だから、使うといいと思うよ。(職安の職員さんは正直アドバイザーより苦手です。好みの問題かもしれぬ)




 結局、自分の『ウリ』は自分が一番わかる。

 あとはその『ウリ』方だけ。

 それを鍛えるのが――エッセイなんです‼︎





 エッセイストになれば、就活も受かる!!!!(多分)




《① 他者の視点を考えるようになる!》

 正確に言うなら、「この文を読んだときの他者の視点」ということですね!


 これはまた、発表とは別なんですよね。

 プレゼンはパフォーマンスだからさ。

 読むのと書くのは違うんだよね。


 エッセイ、書くからには評価ほしいでしょう。それは大抵の書き手が思う事だし、人間として共感してほしいと思うはずです。


 人気エッセイストたちの文読んでみて? (とりあえずでいい! ランキング上位を読もう!)



 面白い! テンポいい! 読みやすい‼︎



 これが揃ってると思います。そして何か感情が生まれる……ここの感情というのは、「それはいいね!」とか「でもここが気になる」とか。共感にしろ批判にしろ、興味が湧くということですね。



 そして何より、読ませてしまう力がある。



 たくさんある中から、時間が他に使える中からその作品を読んでしまう。これはひとつの『魅力』と言えるものです。わかるでしょう?



 それがどうやってできてるかと言うと〜?

 人の興味があるものを取り上げて。

 興味をそそるように書けばできる!



 簡単に言うけど、実際簡単か? というとそんなに簡単ではないでしょう。だってただ喋ってるのと違うから。つまり『考えて書いて誘導してる』んだよね。




 そのために必要なのはなんでしょう⁉︎

 わかったかな? そうです!

 『他者の視点を考えること』です!!!!




 それがエッセイ書いてれば、自然にできるようになります。読みやすさもそうだよ。面接官の読みやすさより、自分の主張が先走っちゃう履歴書は多いからね。


 エッセイでもさ?

 主張が鬼のように羅列されて。

 めちゃくちゃ長文できたらさ……怖いよ!


 いやまぁ小説なら、多少許容できるんだけどね⁉︎


 読みたくて読むものじゃない時は、読みたいと思わせるところから始まるんです! エッセイの文はそれもやってるのよ!



 こういうのができると、『デキるイメージ』が付くわけです。文の読みさすさは心配り、プラスアルファの要素ですからね。



 そういう文のバランスなども、エッセイ書いてればできるようになります(にっこり)




《② 自分の主張が上手くなる!》

 エッセイなんて主張の塊なんだよなぁ!


 履歴書とかもさぁ!

 自分の主張の塊なんだよなぁ!

 それを受け取ってもらえるか勝負です。


 このバランスが、エッセイ書いてると身につきます! 手に取るように……わかる! わかるぞぉ……‼︎


 まぁほのぼの系だと違う時もあるけど。

 大半のエッセイは、言いたい事がある。

 それはこのエッセイ読んでてもわかる通り。


 大体のエッセイは批判というより、共感を求めるために書かれるわけです。



 よって、その共感してほしい事を!

 いかに強調できるか⁉︎

 いかに説得できるか⁉︎



 それがエッセイの肝心要なわけですね!



 エッセイランキング上位の人は、結構これを気にして書いてます。してるよね? エッセイスト諸君、してなかったら逆に教えて!


 就活で言うなら、ここは履歴書になるわけですが。


 この場合『読んで終わり』じゃないんですね。これが作ったイメージが、その人のイメージになります。良い主張は良いイメージを作るんですねぇ。イメージ戦略‼︎


 エッセイストもカラーがあるんですけど。

 (あるんだよ! わかんない人もっと読も!)

 その雰囲気は文から出来上がるんです。


 そして強いカラーは、その人に会った気にさえさせます。




 そして企業は、個性個性言うから。(雑)




 個性が残せる人は、採用率が高いですね。入ってからは知らん。入る前の個性は大変大事にされますので、主張ができて印象に残るエッセイストは履歴書も強い(はず)です。




《③ 話題を広げ、繋げる力がつく!》

 一見関係なさそうな話、けれどそれが繋がった時――人は快感を覚えます。


 風呂敷を広げるのは簡単です。

 けれどそれを、ひとつにまとめ上げるのは?

 実は想像よりも、難しいことですよね。


 よく話がぽんぽん飛ぶ人がいると思うのですが、それはその人の中では繋がってるんですよ。でもこっちには伝わらないから、面白くないでしょう?



 だけどエッセイストはそれをよくやります。

 豊富な知識散りばめて、繋げさせてくれる。

 「なるほど!」と思わせてくれます。



 もちろん、履歴書でそこまで大層なことはできないですけどね? けれどもエッセイを書いていれば、自然とそのまとめ方が上手くなります。


 こういう主張!→こういう経験がある→そこからこういう風に説明できる! みたいな流れが得意になるんです。こうなると説得力が上がるし、「なるほど!」と思いますよね。



 説得力がある人って、頼れそうですよね?

 それがエッセイなら、お気に入り行きだし。

 履歴書なら、一緒に働きたい! となる。



 面白いには、ちゃんと面白い理由があるんですよ……!




《④ 想像させる書き方が上手くなる!》

 話術のひとつに「エピソードトーク」というものがあります。聞いた事はあるでしょうか?


 例えばAさんが「小説家になりたいんです」と言ったとします。


 ここでもう1人、Bさんが「本が好きで、10万冊読みました。そして人気のある作者の文を調べて、とある傾向を見つけたんです。それを活かして小説家になりたいんです」と言ったとします。


 さて。どちらが小説家になりたそうですか?



 最終的に言いたい事は同じですよね。

 どちらも小説家にはなりたいはずです。

 でも感じ方が違うんじゃないですか?


 Bさんの方が興味が持てるし、なによりもっと小説家になりたそうに思える――多くの人はそう考えたはずです。


 これが「エピソードトーク」の手法ですね。


 具体例を挙げることにより、真剣さを増し親近感すら抱かせる事ができます。なによりエピソードがある方が、想像がかき立てられて印象に残りませんか?




 これをエッセイはナチュラルにやります!




 上手い人だと、話してる事とは別のとこでもこれを持ってきたりしますね! 自分が実際にやった経験を話すからなんですけど……話には大事だなって、よくわかったでしょう?


 やれって言われて急にはできない!

 でもエッセイでは普通にやる!

 これが身につけば、履歴書は勝てます!


 ぶっちゃけ履歴書だけの話でもないので、とりあえずみんなエッセイ書いた方がいいと思うんだけど……どう?



《⑤ 分析力が上がる!》

 他者視点もそうだけど、物事の本質を考える人がエッセイ書きには多いです。


 これは、結論が先にあるからですね。

 どうしてこういう結論がでるのか?

 これを考えて書くから、分析しまくり!


 ほのぼの系は例外な時もあるよ! でもたくさんエッセイ書いてる人なら、一度は分析してるんじゃないかなぁ?



 さぁ履歴書ですけれど。

 履歴書って、自己分析が大事とか。

 よく言われたりしてないですか?



 でもね、正直「自己分析とかできんが?」ってなる人は多いと思うんですよ……。だって分析、普通はしない人が多い(はずだ)もの……。


 私も自己分析得意ではないですが。

 とりあえず捻り出すことはできます。

 分析は比較の中からしか生まれません。


 つまり、自分だけ見ている人にはできないんですね。



 固定の何かではなく、普遍的に見た時の分析――これがよくエッセイ書いてる人たちがやる分析です。



 客観性を活かした次のステップです。これが楽しく簡単にできるようになるのが、エッセイのいいとこ! エッセイすごい‼︎




 とまぁ、このような事をエッセイを通して学んできた結果、履歴書大勝利人間になったわけですね!


 経歴は普通なんですけどね!

 書き方の問題だよね!

 面接も履歴書の内容繰り返してるだけです(安らかな笑み)


 つよつよの履歴書は、本人が喋らなくても説得してくれるわけです。もう相手が乗り気になるのよ。このノウハウもちろん、普通に話す時の話術にも使えましてよ奥様旦那様!



 ちなみにここで学んだ技術試すと。

 人事採用にならないかって言われるし!

 30社落ちた知人にも活かせたよ!(×3)



 ぶっちゃけ並のキャリアコンサルタントだとかキャリアアドバイザーより、素人の私1人の方が強いんですよねぇ……。エッセイ書いてる人間の文章力の勝利です。




【結論】エッセイを書けば全て解決する!




 つまらない履歴書何枚も書くより、自分の好きなことエッセイで語ってる方が結果良くなる事もあるのです。ペンは剣より強し‼︎ さぁみんなも! もっとエッセイを読んでエッセイを書こう‼︎

私だけまだ新人さん勧誘続けてます(無意識)

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[良い点] こんな名作エッセイを読み逃してました( •̀ㅁ•́;) エッセイを書けば就活に強くなれるという意外な内容はもちろんですが、何より文体に驚きました。 今まで空野さんのエッセイは必ず文章と…
[良い点] 経験者からの話、勉強になります!エッセイ、暇ができればちょくちょく書きたいですね! [一言] 就職は、学士号卒業と修士号入学の合間に一度短期間のインターンシップをするか、修士号終了と同時に…
[良い点] わ~い! かなちゃんわかりみすぎ~♪ 七生の大学時代の教授は、卒論きちんと書ける人から就職がきまっていく~♪ なんて言ってたし! [一言] もっと言うなら、就職した後の職場でもね。 仕事が…
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