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under 500 Ⅱ

肩パッド過多ランド

散歩で、ノートを拾った。

シンプルな、白いノート。

いつも、アイデアをノートに書いてる。

散歩中はいつも、アイデアが溢れてくる。

でも、今日は何も持ってこなかった。


浮かんできてしまった。

そのアイデアは、最近ハマっているダジャレみたいな感じのやつ。

くだらないが、メモして損はない。

ちょうどいいものがある。

拾ったノートには、ペンも付いていた。

そのペンで、ノートに【肩パッド過多】と殴り書きした。


テーマパークにもハマっているので、ランドを付け足して、【肩パッド過多ランド】とした。


すると、一瞬でまわりが光り始めた。

テーマパークの、広場のような場所の中心にいた。夢の世界が、一面に広がっていた。


そこには、ドデカい肩パッドをした、細身のキャラばかりがうろつく。ずっと、うろうろしている。


これは、書けば、書いたことが実現する【実現ノート】ではないか。紛失したことが、ニュースになっていた。


これが、実現ノートであるならば、もっと現実的なことを書けばよかった。そう、後悔した。でも、ページはまだ沢山残っている。


ふと自分の肩を見た。すでに、両肩とも、肩パッド過多になっていた。

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