ハワイ沖で日本の超巨大戦艦艦隊と戦ったが何とか勝てたよ
さて、パナマ運河を無事通過して休息を取りながら補給をし、対空用の小口径レーザーや大口径のクリプトンレーザーの出力強化改良型やエレクトロンレーザーの出力強化改良型、超電磁砲などを開発し、大和型双胴戦艦２隻に信濃型双胴空母４隻に編成をし直し、対空兵装を機銃から小口径レーザーに置き換えたりして充実させて俺達はハワイへ向かった。
太平洋にある島の数は決して少なくはないが、軍港・泊地として艦船の修理などができる設備がある島は数えるほどしか無い。
そしてハワイはその機能を持つ数少ない島の１つだ。
「大日本帝国正統政府軍もハワイを守るために最大の戦力で俺たちを迎え撃とうとするだろう。
気を引き締めていくぞ」
「はい、司令」
そして、ハワイに近くに到達した所で、唐突にコンソールが開いた
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【ミッション】ランクA
目標：超大和級戦艦の尾張・紀伊・駿河・近江を撃沈せよ
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そして美月くんからも報告があった。
「ハワイから敵戦艦を中心とした大艦隊がこちらへ向かってきています。
敵艦は全長400mの超大和級の尾張・紀伊・駿河・近江の四隻の戦艦ないしは航空戦艦を中心とした戦艦・航空戦艦部隊のようです」
大和型の全長が263.4m、アイオワ型が約270m、原子力空母のニミッツ級が330ｍなのにどれだけでかいか。
何だかんだ日本は大艦巨砲主義が好きだよな。
まあソ連の影響もでかいのかもしれないが。
「ああ、そのようだな。
全艦に第一級戦闘配備を通達、迎撃準備に取り掛かるよう伝えてくれ」
「了解しました！」
そして艦内放送が流れた。
「敵巨大戦艦艦隊が当艦隊へ向かい接近中です。
直掩担当の戦闘機パイロットは念のため直掩にでてください」
「全長400mともなれば主砲はこちらと同等、装甲はあちらが上と考えたほうが良いだろうな。
なるべく航空機攻撃で決着をつけたいが……。
いつもどおり光点の位置へ向け彩雲を発艦させよ」
「彩雲発艦します！」
そしてしばらくして無線での報告が入ってきた。
『テキカンタイミユ、チョウオオガタセンカン２、チョウオオガタコウクウセンカン２、センカン４、ジュンヨウカン６、クチクカン１２』
これまた数が多いな。
「よし、座標が分かったな。
では残りの航空機も戦闘機・爆撃機・攻撃機の順に順次発艦せよ、目標は敵超大型戦艦並びに超大型航空戦艦！」
「艦載機へ。
烈風グリフォン改より順次発艦開始してください！」
航空甲板からカタパルトで烈風グリフォン改が射出されていき、編隊を組んで敵艦隊向けて飛んでいきそれに爆撃機・攻撃機も追随していく。
そしてしばらくして
『ワレコウクウユウセイヲカクホ』
という無線のあとで
『ワレテキセンカンニセキをゲキチンセリ』
という無線が入ってきた。
だが、流石に尋常ではない耐久力を持つことで敵に航艦隊には航空攻撃をしのいで前進されこちらとあちらの主砲に入ってしまった。
「目標、敵超巨大航空戦艦！
射程に入り次第、全主砲、撃ち方始め！」
「てっ！」
”ズドォッン!!”
50口径60cm砲連装砲が火を噴き、その砲弾は敵の超巨大航空戦艦へ命中した。
「敵艦橋並びに後部甲板大破！」
「よし！
もうもう一隻の敵超巨大航空戦艦へ目標を切り替え！
敵艦が射程に入り次第、全主砲、撃ち方始め！」
「てっ！」
”ズドォッン!!”
「敵艦弾薬庫の着弾。
大爆発を起こして沈没していきます」
主力の4隻を撃沈して、その他の戦艦や巡洋艦、駆逐艦なども攻撃機や爆撃機で減らしたことで敵は撤退を開始した。
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【ミッション】ランクA
目標：超大和級戦艦の尾張・紀伊・駿河・近江を撃沈しました
ミッションを達成しました。
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大日本帝国正統政府艦隊を撃破したことで、ハワイの占領もスムーズに行き、アメリカは太平洋の橋頭堡を取り戻すことができた。
次はマーシャル諸島のトラック島の日本軍泊地への攻撃だろうか。
できることならば日本人同士での戦いなど早く終わらせたいものだ。
