一日目 はじめてのてんせい!
初投稿作品です。友達と小説書いちゃう?ってのりで書き始め、楽しくなってきてしまいました。少しだけでいいので目を通してくださると嬉しいです。
「いやー、俺もいよいよ異世界に転生するのかー。」
「魔学系統の世界への転生の窓口はこちらでーす!」
受付嬢の声が聞こえてくる。ここは死後の人たちがやってくる役所みたいなところらしい。ここで転生する世界をえらぶのだ。
なんか転生したい世界によって受け付ける課が変わってくるようだ。例えば俺の前世である日本なら科学系統の世界に分類されるらしい。つーか世界って魔学と科学の大きく二つに別れるんだって。よくわかんね。
まぁ俺は魔法を使いたいから転生先は当然魔学なんだがね。そんなこんなで受付に来た。
「どちらのような世界に転生をご希望ですか?」
「魔法を使えて、まぁ自分がそこそこ強くなれるようなところがいいっすね」
魔王とか倒しちゃえばむふふな展開待ってたりしてな(笑)だからちょい強めなところがいいな。
「それならば今なかなか転生先に選ばれず、ついでに魔王に支配なんかされちゃってる世界なんてどうですか?今ならば転生特典もついてきますよ。」
「それにしますわ!」
「ありがとうございます。それではここにサインを。」
そういえば俺の名前は玄。なんて読むかわかるか?これでヒカルって読むんだ。読めた人はいるかな?
「光ってんのは名前だけだな」
「お前がこれから光る可能性があるとすれば頭のみだ」
なんて一度も言われたことないんだからね…
「玄様ですね、はい承知いたしました。ただいま転生の準備をいたします。少々お待ちください。」
なんかお姉さんゲン様ですねって言ってたんだけど。フリガナにちゃんとヒカルって書いたよな。ひどいよ。
まぁこれにて俺は転生を待つのみだ。どんな世界に行くのか楽しみでしかたが……
なんか眠くなったと思ったらよくわかんないとこにいる。転生してんのかな?あれ?
「……ん」
声が聞こえる。もしかして俺の名前呼んでる系なやつ?
「げ…ん。」
美少女かな?妖精系統でもありだなぁ。
「げーん!」
女の声がする。いよいよ始まるのか。お、目が開きそう。どんな世界かな?
目を開けると、そこには絶世とはいかないものの美しいエルフが立っていたのだった。俺は期待に胸を膨らませたが、しかしこれに後悔する日も遠くはなかった。
こんな小説を最後まで読んでくださり感謝しかないです。良ければ意見、感想、質問、作者へのダメ出しなどなどしていただけると嬉しいです。