前へ目次 次へ PR 51/95 9-1 「はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに」 漢字交じりで書くと、 「花の色は移りにけりな徒(いたづ)らに 我が身世にふる眺めせし間に」 となります。 この歌は絶世の美女と伝わる小野小町(おののこまち)の作とされています。 しかし実はその正体は全くの不明で、様々な説があり、「歌を交わしたことがあるとされる人物はいる」のに「はっきりと会ったことがある人がいない」という……実在するかも分からない人物なのです。