前へ目次 次へ 29/95 5-2 百人一首は古い歌より順に載せられていますが、この猿丸太夫(さるまるのたいふ)は時代すら不明、猿丸太夫イコール詠み人知らずということならば、日本最古の歌集、万葉集(まんようしゅう)から、最初に名前の出る平安時代前期の古今集(こきんしゅう)までの時代全てが当てはまります。 ではこの、「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき」の歌が最初に載っているのは? それは平安時代前期の人、菅原道真(すがわらのみちざね)と言う方が個人的に選んで作成したと言われている新撰万葉集(しんせんまんようしゅう)です。