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桔梗  作者: いくら
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9

だが、正直行きたい気持ちはあった。

久しぶりに彼女に会いたいとも思ったしあの子も元気なのか気になった。

でも今あってまた彼女を好きになってしまったら辛いと思い、誘いを断った。

しかし彼女は私に会いたいとか今日しか会えない、次は半年後になるかもとかいろいろ言われ、結局私の意思は弱く、会うことになった。

遅い時間に誘われたため終電に乗って会いに行った。

会う前に速攻シャワーをあび、電車の中でメイクを済ました。

何してるんだろと何回も思った。

やっぱりやめておくべきだったと電車の中で何回も思った。

でも終電だから引き返すこともできずただただ彼女の元へ向かっていた。




彼女たちはカラオケにいるらしく、場所を送られここに来てと言われた。

方向音痴だった私は道に迷ってしまい、彼女が迎えに来ることになった。

ぼけーっとスマホを眺めて待っていたらそこに彼女が現れた。

久しぶりに見た彼女は髪色がずいぶんと派手になっていて、ピアスもつけており、こんな顔だったっけと思った。




彼女に連れられカラオケについた。

あの子が部屋の中で待っていた。

久しぶりにあの子にも会ったし、彼女もずいぶんと久しぶりだった。

今思ったが彼女ともあの子ともこれで会うのは2回目になる。


部屋の中に妙に気まずい空気が流れた。

彼女に気まずい?と聞かれ正直に気まずいと答えた。

あの子も気まずいと言っていた。

とっとと酒を入れようということで彼女と私でコンビニで買い出しに行く事になった。

あの3人での気まずい空気には解放されたが彼女とも二人きりということもとても気まずい。

来なきゃよかったかなと思った。

でも彼女は何てこともない感じで私に話しかけてきた。


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