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桔梗  作者: いくら
4/15

4

しかし彼女にその子も通話を個人で誘っていたことを知った。

つまりその子も彼女のことが好きだと言うことだった。

しかも最低なことに彼女は個々で通話したことを隠すのだ。

彼女は私と通話するときあの子には言ってないから内緒にしといてねと言うのだ。

私だけのような特別感を与えてくる。

だが実際にXでのリプライを確認するとそのあとにもその子と通話していたことがわかった。

私はこの事を聞いたらきっと嫌われてしまうと思い聞くに聞けなかった。

ものわかりのいい女を演じてしまっていた。 

その間に私は裏アカで女の子と会い、飲みに行き、たまにそのままホテルにも行ったりしていた。

それをツイートするものだから彼女にも見られ、LINEで気を付けなよ、とか女の子なんだから、と注意をしてくれていた。

もしかしたら私は彼女に注意をしてもらえて嬉しかったのかもしれない。

だからわたしは裏アカを使っていろいろな女の子と寝る回数が増えた。

そんな女なんだから彼女が私を好きになるわけがない。

しかし当時の私は注目してくれたことが嬉しかったから何回も続けてしまっていた。

バカな女だった。

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