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桔梗  作者: いくら
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2

特にお店を予約していたわけではないから歩いて適当にお店を見つけよう、となった。

なかなかお店が見つからず入る頃には合流してから1時間くらいたっていた。

だからまたお店に入る頃には酔いは覚めていた。

その際に彼女は元カノについて教えてくれた。

2つ下の私と同い年の彼女が前にいた。

しかし元カノとは遠距離で1回も会うことはなく、日に日に増していくメンヘラさに嫌になっていき、挙げ句の果てに何人もの男と浮気していたため別れた、と。


最初の彼女の印象は少し変わった子だけど、よく自分の話をするなあと感じた。

全然悪い印象はなく会話も途切れないようによく話してくれてるのかな、と気を遣ってくれているのだと思った。


お店に入ってからは私の元カノの話になった。

その時はまだ別れて1ヶ月も経っていなかったため元カノの愚痴がたくさんこぼれた。

2週間しか付き合わなかった。

クリスマスの次の日にフラれた。

元カノのために買った誕生日プレゼント渡せず放置されてる。

自分勝手で変に重くて私とは合わない。

愚痴しか出ない。

元カノの写真はないのかと聞かれた。

正直に言って私の元カノは顔はいい方ではない。

あるけど不細工だよ、と苦い顔をして写真を見せた。

写真を見せても彼女は全然可愛いじゃん、と言って笑った。

本心で言っているようなその口調にこの子は優しい子なんだなと感じた。

そこでも私はいい印象を抱いた。

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