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桔梗  作者: いくら
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彼女との出会いはXだった。

私は『裏アカ』というものを持っていた。

私はお酒を飲むのが好きで、よくこのアカウントで飲む人を探していた。

そこで住んでいる場所も近く、飲むことが好きだと言う彼女に興味をもち即効飲む約束を持ちかけた。

快く了解してくれ、すぐに飲む日にちも決まった。

LINEも交換した。

会うのだから顔写真も交換しとこうかと聞いたが彼女は会ってからの楽しみにしたいから必要ないといった。

私も確かにと同意し会ってからのお楽しみにしておいた。



会う当日になった。

もともと、私はそこで他の人と会う約束もしていて、その人と飲んでから彼女に合流することになっていた。

10杯近く飲んだため彼女と会う頃にはベロベロになっていた。

LINEでどこにいるか聞く際にはもう文字も打てる状態でなく誤字だらけ。

だからLINE電話をかけてお互いにどこにいるか確認した。

電話で話すときにも私は酔っているテンションを隠さず話していた。

あとあと思ったがよくこんな酔っ払った初対面に会ってくれたなあ、と。

肩をトントン2回たたかれた。

もしかして、と思い後ろを振り向いてみるとそこに彼女はいた。

想像していた何倍もかわいく、私は彼女だと確認する前に抱きついてしまった。

酔っぱらっていたテンションもあいまって大胆になっていた。

でも彼女は無理に剥がそうとせず、「酔っぱらいすぎだよ~」と優しく笑って受け止めてくれた。

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