テスト勉強前の掃除
万博先生の影響を受けてのインスタントフィクションです。
単純に読んだ後、ちょっとだけ考察してもらえたら嬉しいです。
では、400字の物語です。どうぞ。
もうすぐテスト期間がやってくる。部活が出来なくてつまらないけど、正直勉強しないとヤバい。帰ったらまず何からやるかだ。
古典に数学に英語。苦手な物は多い。決めた。まずは部屋の掃除をしよう。やはり部屋が汚くてはいけない。割と綺麗な方ではあると思うけど、勉強する為に心を整える必要がある。その為には環境を整えなきゃいけない。
綺麗にしてたつもりだったけど細かく見ると結構汚れてるもんだな。コーヒーの跡みたいなのもあるし、消しゴムのカスもちょこちょこ残ってる。
おぉこの本、久々に見た。中学の時に読んだんだっけな。しおりが挟んである。開いたページから懐かしい匂いが漂ってくる。心地よくて記憶が蘇ってくる感じがする。
あーそうだそうだ。ここから一気に最後まで面白くなるんだよな。だから、しおりを挟んだのはこのページなのか。主人公が馬鹿すぎるけど、なんか理解できるんだよ。
コイツ勉強どころか掃除もやんないんだよ。
読んで頂きありがとうございました。
色々な受け取り方が出来るかもしれません。
正解も不正解も無いですが、楽しんで頂けていれば幸いです。