法廷で会いましょう
今日ははじめての路上教習だ。教習車のギブソン・レスポールカスタムに乗り込みエンジンをかける。
「はじめての路上教習ですね!私が教えますので、ゆっくり覚えましょうね!」
そう屈託のない笑顔を向けるのは教習員の大陰唇 満子だ。
こいつはめちゃくちゃ俺のタイプで、なんとスカートから巨大な大陰唇がはみ出し、常にその羽のような肉のビラビラが高速で羽ばたいていて、常に1cm宙に浮かんでいるのだ。
「緊張しますね、これがエンジンですか?」
そういい俺はハンドルの右側のスイッチを押した。
「ペニスさん!!違います!!それはニトロです!!!!!!」
焦ったような声で満子はそう叫ぶと、膣からニトロを噴き出しながら飛び上がり、車の薄い鉄板の屋根を突き破り空高く飛んでいった。
ちくしょおおおおお!!よくも満子を!!許さねえ!!!!
俺は泣きながら誓った。こんな安全性の欠けた車を作ったトヨタは法廷で謝罪と賠償をさせてやると
-第一審-
「弊社の車は安全性に欠けていると思う。今回の事故は弊社の車の不具合によるものだ。」
俺は完璧な証言をした。
しかし、法廷にトヨタの人間は出頭しなかった。
何故なら俺が乗っていたギブソンレスポールカスタムは、ギブソン社のエレキギターだったからだ。
ギブソンはオンキョーを買収し、2度目の倒産をした。